クラフティZB蔵王sp&ZD1&ZD-k&ZN

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「クラフティワックス研究所別館」

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たいへん楽しかった蔵王です。
ジャンケン大会などもあり、ほとんど休むことなくゲレンデを駆け回りましたが、今回も４種類をテストしてきました。
しかし、前回の蔵王や猪苗代などでも感じていたことなのですが、今年の東北の雪は知っている東北の雪とはちょっと違います。
「何が？」と聞かれると、上手い表現が見あたらないのですが、強いて言うのなら「汚い」ように感じます。（汚いともちょっと違うんだけど…）

さて、スタートはゼブラベース単体。
これは先述したとおり走るのですが、期待が強かったせいか、もう少し走る気がします。
浸透させすぎた施工ミスが痛かったですね。

続いて、ゼブラベースの上に待望のZB蔵王sp。
中央高原と樹氷原コースでテストしましたが、どうしても最初は若干詰まる感じがありますね。
これは、コルク＆ブラシで多少は解決しますが、私はこの最初の感覚は今ひとつ好きではありません。
とくに新雪のときにやや強く感じる気がします。
しかし、この感覚を抜けるとツルツルと滑る感じになり激走！
樹氷原コースでは、毎回そうしていますが、エッジもあまり使わない棒立ちで滑ってみました。
減速してしまうユートピア第２降り場の手前でも、止まってしまう不安も感じることなく滑りきれました。

もう１台には、すのぼちゃんからもらった非売品のZD1。
よく分からない雪やちょっと合わないと思う雪などには、ついついZD1に頼ってしまってます。
こちらも樹氷原コース激走！
ユートピア第２手前の微妙な上り坂でも止まる不安は全然無し。

２回戦は、ニューフェイスのZD-k。
注文していたのが蔵王に間に合いました。
気温が低いので合わないかと思ったのですが全然関係なし。
ただ樹氷原コースで滑ってみると、やっぱり気温が低いことが影響してか、最後の最後の微妙な上り坂でやや減速。
ちょっと走りきれないのではないかと思いましたが、そこはクラフティらしいゆるゆるとした粘りの滑りで完走できました。
けっこうオールマイティに近いワックスかもしれません。

もう一台は、最近お気に入りのZN。
信頼度の高い新理論ワックスですが、これはほんとうにギリギリ。
ＺＮ初の敗北です。
すのぼちゃんに聞いてみないと分かりませんが、おそらくZBと似ていると思うので、気温が低くて雪温が合わなかったのだと思います。
滑走性も高いだけに、このZNには期待をしているので、頑張って欲しいです。