ゲレモバな日々

上賀茂神社 片山御子神社

こちらも鈴の音の美しい片山御子神社さんです。
御祭神の賀茂玉依比売命は上賀茂神社の御祭神の加茂別雷大神のお母さんにあたります。
上賀茂神社の摂社の中でも第１摂社に位置づけられており、朝廷よりも正１位を１５９１年に授けられています。
源氏物語を書いた紫式部が参拝したことでも有名なお社です。

上賀茂神社 本殿

楼門をくぐるときに、さっきの２人が片山御子神社の前でまた迷っていて私たちの姿を探していたようです。
妻が目が合ったようで、参拝するようにサインを送っています。(笑)
２人には聞こえないと思いますが、「縁結び、恋愛の神様なんだから行かなきゃダメ～」とか言っています。(笑)
ということで、落ち着いて参拝。
参拝をしたあとに、社務所の裏側に神紋となっている双葉葵を発見。
前々から欲しいと思っているのですが、２０１２年の頃よりも値段が上がってしまってグズグズしています。

上賀茂神社 新宮神社

待たされた人が本殿に向かっていくので、先に新宮神社の方に来ました。
毎月の第２・４日曜日に開門しています。
片山御子神社の鈴の音も好きですが、ここの鈴の音は一段と軽やかで美しい。
舞殿に「癒やしの鈴」なんて看板も出ていましたが、相変わらず知る人ぞ知るという感じのようです。
今回は、新しく御朱印を置いていることに気がついたので、頂きました。

１０００円で巫女さんによる御神楽祈願を行って頂けます。
毎月色の違う御幣が頂けるそうですが、御幣ゲッターの方がこれから御神楽祈願を行うというので、それを見てから本殿に向かうことにしました。
雨が降っているので門の庇の下で待っていたところ、若い２人の女性が中をうかがって挙動不審になっています。
遠目に見て立ち去ろうとするところを、妻が「参拝して行きなよ～」と声を掛けると「参拝してもいいんですかぁ」と言っていたので、やっぱり敷居が高いのでしょう。
福岡から１泊で来たそうで、桜の綺麗なところや食べるところを聞いてきたので、今井食堂やとようけ茶屋を紹介したところ、やっぱりとようけ茶屋で目がキラ～ンとしていました。
女子は豆腐や湯葉には弱いよなぁ。

上賀茂神社 加茂曲水宴

本殿に入ろうと思ったら、楼門の手前で停められてしまいました。
「神事のために５分ほど時間をください」ということでした。
何が起こるのだろうと思っていたら、平安時代の衣装を着た人たちの行列がやってきました。
どうやら、今日行われる「加茂曲水宴」の参加者の方々が参拝するようです。
まあ、急ぐものでもないのでのんびりと見ていましたが、とても５分ではない長さでした。(笑)
斎王さんもいらっしゃったんですが、ちょっと写真を撮るのはやめました。

上賀茂神社 神山湧水

手水舎ですが、飲むことも可能です。
御神体の神山から湧き出てくる水ということです。
かなり立派な石から水が湧き出てきます。
後ろを見ると分かると思いますが、春の華やかな季節ですね。

上賀茂神社 みあれ桜

みあれ桜は、御阿禮桜とも書くそうです。
上賀茂神社には、みあれ神事という非公開の儀式があるそうです。
みあれは出現や誕生という意味があり、神が降りること。
その神事とこの桜との関係は特にないと思います。（非公開だから分からない）
見ての通りの枝垂れの八重桜ですが、ちょっと疎らなのは斎王桜と同様です。
近くで見るといっぱい咲いているんですけどね。

上賀茂神社 細殿と立砂

ちょっと違う位置から。
見ての通りに、立砂の周りには柵が設けられています。
二の鳥居をくぐり、立砂の左側を時計回りに進んで手水舎に行きます。
立砂は、円錐形の神山をかたどったとも言われています。

上賀茂神社 勝負の楓

いままで気がつきませんでした。
「競馬会神事」(くらべうま)のときのゴールになっているらしいです。
ほかに「馬出の桜」や「見返りの桐」などもあるそうです。
今度行ったときに探してみたいと思います。

上賀茂神社 神馬

神馬舎に珍しく白馬がいました。
心付けが必要っぽいですが、ニンジンをあげることができるようです。
妻が、あげたそうな、でも恐そうな感じで、どうしようか固まっている感じでしたが、結局はパス。
優しい目をしていました。

しん

上賀茂神社 風流桜

咲き方としては、こちらの風流桜の方がきれいです。
上賀茂神社の二の鳥居の横の枝垂れ桜です。
全てとはいいませんが、やっぱり枝のすべてにきれいに咲いていると、かなり美しいと思います。
あまり咲いている位置に違いはないと思うのですが、わずかな差や大きさで違うものです。
明日くらいがもっとも見ごろになるでしょう。

上賀茂神社 加茂ぜんざい

なにかテントが出ていたので近寄って行くと「無料だから、どうぞ」と声をかけて頂きました。
無料だというのに、けっこうきちんとしたぜんざいが出てきました。
中にはお餅も１つ入っています。
無料ですが、心付けを置いてきました。
　
「京都なり田」というすぐき屋さんが行っているようです。
お店の子供でしょうか、すごく一生懸命に、文字通りに走り回って仕事をしているのがとても可愛らしかったです。
箸休めには、塩昆布ではなくすぐき漬け。
つい買ってしまいました。
中には、ぜんざいの器に山盛りにとって食べまくっている人がいて驚きますが、あれだけ甲斐甲斐しく働いている子供が持ってきたすぐき漬けに、よくそんなことができるものだと…。
ともかく美味しかったです♪

上賀茂神社 御所桜

こちらは御所桜。
花はわずかしか残っていません。
柔らかそうな緑色の葉が開いてきていました。
こちらも、また来年です。

上賀茂神社 斎王桜

おそらく、今期ベストの斎王桜です。
ただ、やっぱり寒波が入ってしまったために間延びしてしまったために、枝にきれいに咲いている状態ではありません。
また来年！
しかし、今日は日曜日ということだからなのか、近くには近寄れません。
裏の方に行けば近くに行けるのですが、裏はやっぱり裏なんですね。
今ひとつ。(笑)

上賀茂神社

朝、Twitterで斎王桜が満開という書き込みを見て、３０分で支度をして飛び出てきました。
予報では１２時くらいから雨。
元々は１０時くらいだったので、少し遅くなったのかと思ったのですが、来る途中からポツポツ。
結局は着いた頃には傘が必要なくらいになってしまいました。
珍しく雨の中での参拝になります。

道の駅 竜王

ここまで来ると、あとひと息。
ただ、この先は渋滞しやすいところなので休憩をして気を取り直します。
久しぶりに店内をウロウロしてみました。
「忍コラーゲンくノ一」とか「湖のくに生チーズケーキ」という滋賀の酒蔵の酒粕を使ったものなど、前には見なかった商品もいろいろありました。
そんなに長時間停めたわけではありませんが、車を動かしてみるとオイルの垂れたあとは複数箇所あり、かなりの重症なかんじです。
走行距離は３６万４０００ｋｍを越えており、こんなに長い付き合いをした車もないので、今後がなんとも悩ましいです。

帰路の桜

美濃加茂市から１２０ｋｍですが、ともかくかなり疲れました。
運転席になにかガスが入ってくるようで頭も痛い。
アクセルを踏んでも、動力が上手く伝わっているときもあるのですが、スコンと伝わらなくなるときもありベタ踏みでのろのろと加速して４０ｋｍがやっとというときもあります。
ときには、バッテリーのみの走行になってしまうときもあり、進まなくなってエンジンが落ちるので、すかさず路肩などを見つけて休む必要もあります。
そんな中で飛び込んだローソンの駐車場。
風が吹くたびにハラハラと舞い落ちる桜と、それを喜ぶ妻の姿が救いでした。

南宮大社大鳥居と桜

この門よりも北側に、重文の白い石鳥居があります。
ちょっと写真を撮れなかったのが心残りと思うほど立派な門です。
扁額の雰囲気が良かったですねぇ。
２枚目の桜は楼門の正面にあったもの。
３枚目は、この二の鳥居の横の枝垂れ桜です。

南宮御旅神社 御朱印

南宮大社に戻りました。
ここでは、二之宮、三之宮の御朱印も頂けるます。
しかし、参拝もしていないところを頂くのは違うと思っています。
基本的には２つ頂くことも避けていますが、ここはなかなか訪れる機会も少なそうなので、南宮御旅神社も頂くことにしました。
今回は、男の神官に書いて頂きました。
こちらの写真の方が、椿の花もきれいに分かります。

美濃国府跡

ここ垂井町には不破関が置かれていたので、ここに国府がありました。
いまはすっかりと田舎町ですが、元々はここが美濃国の中心だったということです。
もっとも１０世紀中旬には国府としては力を失っていたようですが、それでも１３世紀中旬までは一般人とは違う大きな勢力があったと考えられています。
（垂井町教育委員会より）
　
奈良の平城京方式で、東脇殿の場所に花が植えられています。
当時の人たちは身体が小さかったとはいえ、けっこう狭いという印象。
しかし、見晴らしの良いところに建てられていたことが分かります。

南宮御旅神社 本殿

南宮大社や南宮御旅神社を見て、妻が岡山の神社っぽいと言っていたのに対して、「そうかなぁ？」と疑問符をつけていました…が、本殿や隣の白鬚神社を見て、確かにそうかもしれないと反省。
創建時期は不詳。
御祭神は金山姫命。
伊弉冉尊（イザナミノミコト）が火の神を出産し、それが元で亡くなるのですが、そのときの吐瀉物で生まれたのが金山彦命と金山姫命です。
姉と弟の関係とも、夫婦関係とも考えられているようです。
ほかに豊玉姫命、埴山姫命も祀られています。