なんともみっともない話ですが、手術は延期となりました。
朝に検温をしても37度台は変わらず。
それでも手術の準備をして下さいというので手術着に着替えましたが、頭の中はPCR検査のことでいっぱいです。
対応は、昨日の夜の看護士さんなのですが、無かったような対応です。
前日の電話で、もしも体温が下がらなかったら手術はやめようと妻と決めていました。
滋賀県にも蔓延防止等重点措置が出されて、家族との面会も一段と制限されるということも萎えてしまった原因です。
PCR検査陽性なら手術はしないと言われているので、PCR検査もせずに点滴を受けたくもないので、それはお断りしました。
37度オーバーの時点で連絡をし、妻もすっ飛んできました。
面会は待合室でと言われていたのに、個室のおかげかすんなりと通されました。
ここも連携不足を感じるところなのですが、前日にはPCR検査と言っていたのに、今日になって担当医の許可が必要だけれども連絡がとれないということで、手術の予定時間だけが刻々と迫ってきます。
8時過ぎになって、突然担当している看護士がガウンやフェイスガードをつけてPCR検査をやりますと、やってきました。
自分の格好を「いまさらなんですけどね」と苦笑しています。
検査は、鼻の中に棒をグリグリといれるものでしたが、まったく痛くありませんでした。
「奥様もここから出ないで下さい」と言うので「隔離ですね?」と聞くと「陽性なら、すでに私も濃厚接触者になっているので遅いんですけどね」と言いつつも、使ったガウンやフェイスガードを外すために他の看護士を呼んで、私の部屋のドアの前で脱ぐあたりはザルではないとも思いました。
少し経って主治医登場。
まあ出来なくはないけれども…ということで、言外に今日中に手術をしたいことを感じました。
いまからでは遅いので、午後の方を前倒しにするので大丈夫とも。
その人は急に繰り上がってたいへんだろうと驚きましたが、きっぱりと延期して欲しいと告げました。
そこから会計処理が済むまで約3時間。
どうして良いのかも分かりませんが、個室はそのまま使ってもよいということなので、病院の待合で待つよりも感染の危険も無いし良いだろうと待機。
やはり連携が取れていないので、お掃除の方々が来ては扉を開けて驚いて、また来ては驚いてという感じで落ち着きません。
というか「大丈夫か?」という印象しかありません。
会計係が費用を持ってきましたが、PCR検査は自費となるようで、なかなかの金額になりました。
かなり良いホテルに泊まれるくらいです。
まあ、仕方ありません。
次は手術をいつやろう…。
子供の頃からの宿痾を手術するために入院をしました。
滋賀で一昨年の暮れから始めた仕事が順調すぎて、夏休みはかなり無理な日程を組むことになってしまい、今日も明け方まで準備をして、仮眠をとった程度。
起きたら起きたで、私は入院書類の署名や今日はとても暑くなるので、室外機に日よけをつけたり、クールアップという遮熱シートを窓に貼り付け。
もっと前からやっておけばよかったのにと思いますが、結局は他のことが優先されてしまって、こんなときじゃないと動きません。
クールアップは、妻がよく使う部屋と寝室に貼り付けてタイムアップ。
風呂に入ったら入ったで、床を洗ってしまったりしました。(笑)
妻は妻で、私のためにセッセと動き回っています。
なんとなく、妻の手術のときにも、こんなとりとめのないことをやっていたなぁと思い出します。
現在住んでいるところは山の上なので、山からほぼ一直線に下りたら病院です。
が、横切る大通りが通行止めになっていて大渋滞。
結局は入院時間より30分以上も遅れて受付に行くことになりました。
思い返せば、家を出たときから体温は高めでした。
受付でも少し上がったという程度。
ところが、部屋に通されて測定すると37度を超えています。
入院の説明を受けて、改めて測定しても37度オーバーは変わらず。
寝る前にもう一度測って考えましょうということになりました。
それにしても、今回の病院は妻の手術のときと比べて連携がズタボロでした。
入院受付で、「希望とは異なり、個室になります。詳しくはお部屋で説明します」という話だったのに、こちらから言い出さないと対応せず。
ギリギリの入院になって、それが看護士の入れ替えの時間と重なってしまったようで、最初に説明に来た看護士から8割方説明を受けたところで、歯の検診の呼び出しが来てしまい中断。
戻ってくると別な看護士になり、また最初からの説明になってしまいました。
また、入院のパジャマなども入院受付で提出したのですが、これも希望していないことになっていたりと…。
その他にもいろいろとあったのですが、「大丈夫か?」という印象しかありません。
それにしても、まあ個室は良かったです。
妻を玄関まで送ったときに、コロナのこともあるからということを2人とも考えていて、改めて上がって希望変更をしました。
仕事ができる環境なのが良いですね。
改めて妻を送って病室に入ると、部屋に食事が届いていました。
妻の2回目の入院のときに食事がかなり悪くなっていた印象があるので、ひと口めがかなり戦々恐々だったのですがまずまずの味だったので良かったです。
仕事をしていると検温。
体温下がりません。
「明日の朝も37度以上でしたらPCR検査を行う」と言われ、妻の仕事が終わる時間を見計らって連絡。
自分自身のことよりも、感染していた場合には子供たちに接触しているので、そちらの方が心配です。
なんだかんだと0時過ぎに寝ることになりました。
妻の病院の帰りに、いつものようにラ・コリーナにパンを買いに立ち寄りました。
関西圏の緊急事態宣言解除直前の土曜日ということもあるのか、ちょっと前の閑散とした雰囲気がウソのようにそれなりに人が来ています。
通常のときと比べれば混んでいるというほどでもないのですが、空いている状況に慣れてしまっているので、こんなに人が来てしまうのかと恐ろしい感じです。
写真をアップしていませんが、運良く「伊吹山」というパンが残っていてラッキーでした。
作る量が少ないためか、800円以上と高額にもかかわらず、すぐに売れてしまいます。
他には、角食や写真のグーゲルバーム(ショコラオランジュ)等々、パンに3,000円オーバーのお金を使ってしまいました。(汗)
ここにいるとどんどんとお金を使ってしまうので、早々に撤収しようと思っていたら、イチゴ大福を見つけてしまいました。
2個でなかなかの値段なのですが、妻が即買い。
家に帰って気がついたのですが、この箱は桐箱です。
高級なものは美味いです。