第二原発 放水口付近で油流出
6月9日 4時24分
現在、運転を停止している東京電力福島第二原子力発電所で8日、放水口付近の海面に油が流出しているのが見つかりました。原発内では東日本大震災の影響で、変圧器の油が地下のタンクに漏れていたとみられ、東京電力は、この油が排水管を通じて流出したのではないかとみて回収作業を進めています。
8日午後6時すぎ、現在、運転を停止している福島第二原発の、敷地の北側にある3号機と4号機の放水口付近の海面に、油が流出しているのを東京電力の社員が見つけました。近くには雨水などの排水管があり防災用の地下のタンクとつながっていて、タンクには東日本大震災の影響で、外部電源を原発内に供給する変圧器から油が漏れ出していたとみられるということです。また、東京電力によりますと、8日は、点検のためタンクにたまっていた水を社員が抜いていたということです。東京電力は、タンクに漏れていた油が水とともに排水管を通じて海に流出したのではないかとみて油の回収を進めるとともに漏れた量や原因を調べています。東京電力によりますと、変圧器に異常はなく、漏れた油に放射性物質は含まれていないということです。
さて、立て続けにふくにのニュースが続いています。
ソースが見つからないのですが、東電が上部の配管の損傷を認め、現在は蒸気が出ているという話もあるそうです。
しばらくは注意が必要です。