原発事故後に牛4千頭出荷 汚染4頭は体表検査前
福島県で4頭の牛肉から暫定基準値を上回る放射性物質が新たに検出された問題で、出荷した農家が福島第1原発事故後、6月末までの間に約4千頭を出荷していたことが19日、農林水産省などの調べで分かった。
このうち3千数百頭については、放射性物質が牛の体表に付着していないかを調べる体表検査が4月下旬に実施された後に食肉処理された。過去5回の抽出検査でもこの農家が出荷した牛肉から基準値を上回る数値は確認されなかったという。
検出された4頭の牛肉は、体表検査が実施される前に出荷されていた。農家は汚染稲わらを与えていないと説明し、農水省や福島県などは原因を調査。
(2011/08/19 22:53 更新)
4000頭も出荷できる「農家」は居ないよな。(苦笑)
続報を求めたいです。