ゲレモバな日々

南観音山 見送り

去年は楊柳観音、その前は最新の見送りの「龍王渡海図」が飾れていました。
今年は見送りの「雲中青海波文」（だと思う）。
このようなスペースを持っているのは南観音山だけです。
毎年、楽しみにしている一角です。

大船鉾 船頭

今年、舳先を飾っているのは白木の龍です。
これから数年かけて色をつけていくそうです。
なんとなくアニメチックな龍で可愛らしい感じです。
この船頭１つで１０００万円掛かるそうです。

大船鉾 御朱印

大船鉾でも御朱印を書いてくださるということなので、車に戻って取りに行きました。
凱旋の鉾に相応しく、凱旋と書かれています。
ちょっと書いてもらうのにいざこざがあったのですが、大船鉾は復興してから正直、頭が高いように思います。
復興前までは、みなさん腰が低くてそれなりに支援したつもりなんですけど、なんか残念。

鷹山 祇園囃子

先ほど通ったときには気がつかなかったのですが、周辺に祇園囃子が鳴り響いていたので立ち寄ってみました。
鷹山の人たちが熱心に祇園囃子を鳴らしているんですね。
グッズも揃ってきているようで、鷹や犬のキャラクターも可愛いです。
近いうちに、ここの粽も飾りたいものです。

橋弁慶山 御神体

かき氷を食べたついでに御神体をもう一度撮り直しました。
なんとなく上手く撮れました♪
弁慶さんはなかなかいい顔しています。

前田珈琲

橋弁慶山近くの前田珈琲本店。
前祭・後祭になる前は、この周辺もかなり賑わっていたのですが、２つに分かれてからはこのあたりの出店も少なくて寂しくなりました。
２年前はかなり大きい感じでしたが、去年からだいぶ小さくなった感じですね。
今回はキャラメル味で６５０円。
味は良いのですがね。

孟宗山

前祭が終わった後に気がついたのですが、孟宗山に今年は立ち寄っていませんでした…。
本当に前祭は交通規制に翻弄されたとしか言いようがない。
ということで、閉まってはいますが会所にだけは立ち寄りました。
電気屋さんの看板の下にも孟宗山と記してあるのが面白いです。

祇園祭 後祭十ケ町集印ご利益めぐり

後祭は屋台が出ないので、客足が少ないのが現実です。
その対策なのか、「後祭十ケ町集印ご利益めぐり」を行っていて、今年が３回目。
前祭のような交通規制もないので、比較的楽に１０ケ町を集めることができます。
何年続けられるでしょう。

エコ屋台村

集印の最後は、この元明倫小学校の校庭でやっているエコ屋台村になります。
景品を頂き、ひと休み。
熊本の復興支援で、熊本のお店がいくつか出ていたので、その中からオランダ揚げとサラダちくわを食べてみました。
オランダ揚げは、細かいパン粉をつけて揚げているのと、中身がフワフワで普通に１週間に１・２回食べたいくらいです。
また、サラダちくわは、ちくわの穴にポテサラを詰めて揚げており、これもときどき食べていくらい。
価格が比較的安いのも魅力でした。
食べたらお腹が減ったので餃子も追加。
エコ屋台村なので、容器は使い回しができるのがポイントです。

浄妙山

平家物語の宇治川の戦いがモデルとなっています。
戦いはすさまじさを物語るように、橋にはたくさんの矢が刺さっています。
巡行時には、筒井浄妙（右）の頭を一来法師（左）が飛び越える瞬間になります。
もう少し前に行って見られると良いのですが。

橋弁慶山

前田珈琲本店近くの橋弁慶山。
ここも含めてですが、京都という町は町内に会所を維持することができるというのが凄いなぁと思います。
五条大橋での弁慶と牛若丸の戦いの場面です。
３３基ある山鉾の中で、もっとも日本の庶民的な話を描かれていると思います。
後祭では、橋弁慶山がくじ取らず一番となっています。 

大船鉾

後祭で、四条通の南側唯一の山鉾が大船鉾です。
見てすぐに船頭がついているのに気がつきました。
また、一番水引の前の部分も新調されたそうです。
鉾に上がる方法が、横の町屋からに変わり、周辺が少し整理されて人の流れがスムーズになりました。
また、そのためか去年はうるさかった警備員も静かです。
物品販売の場所も増えて良かったように思います。

南観音山

だんだんと駒形提灯に火が灯り始めました。
こちらの御神体も楊柳観音で脇侍に財善童子がついています。
真木には白い鳩が止まっています。
提灯には百足屋町から百の字が使われています。

八幡山

巡行時には八幡神社の黄金の祠が乗っかる八幡山です。
金幣も含めて金色の輝きが美しいです。
会所の中に別に八幡神社があります。
鳩鈴を買い続けていましたが、今年ですべて揃いました。
次は鳩笛です。

北観音山

新町通に移動しました。
まずは六角町にある北観音山。
このような大きな曳山は、水引が一番、二番、三番まであるので見応えがあります。
六角町なので、提灯には六角形の印になっています。
御神体は楊柳観音です。

鯉山

前祭では出ていなかった、左甚五郎作と言われている御神体の鯉が出ています。
出世開運の登竜門の伝説に基づいた山で、祇園祭に来るようになってこの山の粽は欠かさずに買っています。
一時期は手に入るのが困難だった時もあるのですが、最近は粽の量を増やしたようで購入も楽になりました。
会所に飾られている鳥居の扁額には八坂神社と書かれていました。
重要文化財に指定されているタペストリーも見ものです。

黒主山

室町通を下って黒主山です。
山の上にたくさんの桜が飾られているのが特徴です。
桜色と黒色のコントラストが美しい。
会所の中は、黒主山の説明をする名物おじいさんがいて、かなり混雑していました。

鷹山

休み山の鷹山。
２０２３年の復興を目指しているそうです。
昔は、北観音山や南観音山と同じような大きな曳山だったんですね。
この３体の御神体は、鷹匠、犬飼、樽負の３人ということです。

役行者山

そのまま室町通に移動して、役行者山です。
ここの御神体は、役行者と一言主神と葛城神の３体。
修験道の開祖である役行者さまが、他の神さまを呼び寄せたそうです。
年々と本格的なカメラが安くなっているせいもあって、年々と高そうな機材を持ち歩く方が増えていて、会所に置かれている御神体もバシバシ撮っていますが、私はここは怖くて写真が撮れません。
写してもよい御神体と、あまり写さない方がよい御神体があるように思います。
写してもよいかなぁという年もあるのですが、鈴鹿山や役行者山、大船鉾などはちょっと。
今年の胴掛けは目玉がクリクリした龍さんでした。

鈴鹿山

祇園祭後祭十ケ町集印ご利益めぐりの台紙を貰いに、鈴鹿山近くのＮＴＴビルに直行。
今年の集印は午後になったようです。
ということで、後祭は瀬織津姫さまが御神体の鈴鹿山よりスタート。
御神体を写すのは憚りましたが、美しい女神さまの御神体です。
紅白金銀の華やかな山です。