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菅公御歌のこの季節の歌は「神のまにまに」です。このたびはは「この旅」と「この度」、手向山も、山の名前と「神に捧げる」を掛けていて、技巧の施された和歌だそうです。それらの技巧もすべて「神のまにまに」の語感の面白さに持っていかれている気もします。(笑)
本殿を見て出口に向かっていったところ、正面からスタッフさんがやってきました。御土居のコースを覚えているので好き勝手にまわっていましたが、ちゃんと進行方向が決まっているということで、出るためには逆方向に向かって、もう1周しないといけないということ。私も妻も、願ったり叶ったりなのですが、どんどんと回収される人が増えていき、中にはバスの時間が間に合わないと怒る人も。怒っている暇があったらサッサと歩いた方が良いだろうにと思っていたら、結論的にはそうなったようでものすごい勢いでいなくなりました。妻が「もう1周できてラッキーだったね」なんて話をしていたら、回収された周りの人もそう思ったようで、穏やかな雰囲気でオマケを楽しめました♪
数年前から見晴台まで作られてしまって見やすくなりました。八棟造の本殿は国宝です。本殿に参拝するだけでなく、その周囲の欄間も見所です。
グラデーションのキレイなところをまとめてみました。合間に、ネコの足跡。(笑)あとは本殿を見て撤収です。
個々の葉の色づきを写してみました。黄色っぽいのから真っ赤なものまで。ひと言で紅葉といっても、色はさまざまなものです。
奥の和魂漢才の碑の近くです。燈籠が置かれたりと整備が進んでいます。人が少ないので、ゆったりとした気分で過ごせるのは良いですね。もう1週間後くらいがベストでしょうか。
鶯橋周辺です。御土居の上があんな感じですから、日の当たりにくい御土居の谷の部分は一段と緑と赤が混じり合っています。見事!という感じでは無いですね。
あとでバタつくのは嫌なので、真っ先にお茶席に来ました。初めてのときにはとても寒かったのですが、今年は寒いという割にはあまり途轍もない寒さには感じません。とりあえず、いつもの大茶湯と焙じ茶で一杯。メニューが増えたと思ったら、新しく出来た北野文道会館の裏側にもお店ができていて、新メニューはそこで扱っているようです。ただ、どんどん木が切り倒されていますねぇ。
今日は、東風のある裏門から入りました。東風や梅交軒周辺からの景色です。看板には「見ごろ」となっていましたが、グラデーション状態です。もう少し色づきを期待していましたが、この位置でこの感じだともう少しのように思います。
三光門から本殿へ。閉門時間が迫っていますが、まずはご報告とお礼が先です。昨日の平等院も美しいですが、北野天満宮には北野天満宮の美しさがあります。
京セラドームを早めに切り上げて北野天満宮に来ました。年末恒例の「もみじ苑」の夜間ライトアップです。生徒の大学合格が早々に決まったので、そのお礼もあります。昨日の平等院よりは暖かいです。
今日も京セラドームに来ました。リフト券を買いに来ました。行きたいゲレンデはいっぱいありますが、たとえ早割とはいっても大量には買えませんね。ウィンタープラスカードならリフト券も3%引きになるかと思っていたら、ならないそうです。一時期取り扱っていた奥志賀高原単体のリフト券もなくなったようです。不思議なことに、野沢温泉のみ売り切れ。野沢温泉のブースは抽選を始めてもガラガラなのに、どうしてなんだろうと不思議です。 峰山高原はジャンケンで1回勝つとリフト券が貰えるのですが、さすがに何枚ももらう気にもなれず遠慮しました。今回は兵庫県の抽選に当たらないかなぁと思っていましたが、当たりは出るものの米(合計4kg)とか、リンゴ1個とかとち餅1個とか…。(笑)それでも、今回のイベントではリフト券は多く出ていたように思います。
ひと言「紅葉」といっても、いろいろな紅葉があるものです。紅葉は、色づきも重要だと思うのですが、瑞々しさも重要のように思います。もちろん、枯れていっているわけですから葉に水気は失われていくのですが、ほどほどの瑞々しさが美しいと私は思います。そういう意味では、あと1日2日後の方が良いのかもしれませんが、ほぼベストに近かったでしょう。美しかったです。
日の当たる場所の違いから、真っ赤になっているところと、緑とのグラデーションになっているところの対比が美しいです。トンネルのようになっていて、来週になったらおそらく微妙でしょう。ベストタイミングだったように思います。でも、ともかく身体が冷えました。
入り口は南門からだったので、正門の方まで回ってみました。こちらの方の色づきが見事です。いったん、ここまで来て、鳳凰堂をもうひとまわりしてして撤収しました。
こういう写真を撮ると、スマホのカメラの限界を感じますね。やっぱり、高級なカメラの方が奥行きは深みが出るのだろうと思います。でも、大きなカメラを抱えて、シャッターチャンスを狙うためにシャカリキになるのは性分じゃないので、この程度を限界としておいた方が良いのでしょう。ほぼ真正面で写せましたが、完全な真正面にはたくさんの人が集まって殺気立っています。警備員さんも「譲り合うように」「身を乗り出さないように」「三脚等を使わないように」などとハンドマイクで喋りっぱなしで、この写真とはほど遠い現場でした。(笑) 正面の阿弥陀如来さまがいらっしゃる場所を中堂と呼び、左右に伸びている部分を北翼廊・南翼廊と呼びます。途中でL字型に東に延びている様や、尾廊という中堂から西に延びる部分を合わせて特徴のある作りとなっています。分かりにくいですが、南北翼廊は二階建てで、L字部分の上に隅楼が設けられています。見れば見るほど、この実用性のない美しさは、ある意味で豊かな時代だったんだろうなぁと思います。
源頼政公にご挨拶するために、浄土院にきました。鳳凰堂とは対照的。このお堂の左手の方に頼政公がいらっしゃいます。
ライトアップされた鳳凰堂です。昔は、阿弥陀堂と呼ばれていて、堂内には阿弥陀如来さまがいらっしゃいます。修繕後の昼間に来たことがあるのですが、もちろん夜は初めてです。これは現世の極楽浄土というのに相応しく、凜とした美しさの中に畏れさえ抱かされます。幸いに風も微風なので、鳳凰堂を囲む阿字池に鏡のように映し出されているのも荘厳さを感じます。もう、どの方向から写しても美しい。月が出ても、風が吹いても美しい。
鳳翔館の中は撮影禁止なので、外観の写真のみ。夜間参拝の時間が少ないというのに、ついつい展示物に心を奪われてしまい、肝心の平等院を見る時間が少なくなってしまって焦りました。(笑)
内部には、国宝の梵鐘や鳳凰、雲中供養菩薩像など、かなり見応えがあります。梵鐘1つとってもかなり楽しめます。個人的には、併記されている英文も楽しみで、梵鐘はbellを翻訳されるらしい。特別展示として、風はらむ仏-天衣ひるがえるお迎えの菩薩-という展示で、最近修復された聖観音さまもかなり楽しめました。
平等院としては15年ぶりの夜間参拝が行われているということで、照準を合わせてやってきました。駐車場にかなり苦戦をするのではないかと思っていたのですが、思いのほかに良いタイミングですぐ近くの駐車場が開いてすんなり停められました。しかし、入るまでは大行列でたいへんです。それでも列の長さに比べて早く入場できたように思います。入ってすぐに食らいつくようにたくさんの人が写していた梵鐘。こちらは2代目ですが、初代は国宝で鳳翔館の中に置かれていました。
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