決勝は上村愛子と伊藤みきの日本人対決となりました。
左のコースで愛子選手は滑り続けていましたが、コースが荒れてきたようで愛子選手もバランスを崩すほど。
最初の一戦こそ横綱相撲でしたが、準々決勝、準決勝は技もターンも切れがなく、相手の自滅に救われた感もありました。(そんな状況でもミスが少ない安定感が一流なんですが)
一方、みき選手は、右のコースでの試合が多く、また2本あるラインの右を滑ることによって安定した滑りを続けていました。
右を滑る外国選手が左のラインを使う選手が多いのに対し、準々決勝から日本人は右のラインを使い続けていましたから、何らかの指示が出ていたのかもしれません。(男子の西選手や里谷多英選手もそうでした)
そんな訳で、私はみき選手の優勝もあるのではないかと予想していました。
女子ファイナル。
会場で振られる日の丸が美しく、気持ちを盛り立てます。
私はモーグル観戦は初めてのド素人ですから、違うかもしれません。
その素人目で見て、第1エアの着地で勝敗は決したと思います。
みき選手は、避けていたと思われる左のラインに入ってしまったのです。
ザクザクの雪で足をとられる外国人選手も多かったラインですから難しくなっていたかもしれません。
心の動揺が原因かもしれません。
みるみる差が開いていき、半ばでほぼ決まりました。
愛子選手は第2エアの着地でややバランスを崩すもののナイスリカバリー。
一気に2日続けての優勝に駆け降りました。
みき選手寄りの書き方っぽくなってしまいましたが、もちろん愛子選手を見に行ってますから、嬉しくないハズがない。
大画面に写し出される愛子選手はやっぱりチャーミングです。
スキーのイベントやスキー場で、間近で見たことも何度かありますが、あの小さな身体で強い!
見に行って、本当に良かったです。
上村愛子選手 おめでとう!
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