野沢温泉の総評といっても、試乗で実質滑ったコースは3本ですので悪しからずです。
前日にムリをしてからだを動かしたせいか、身体には疲労感たっぷりで1時間ほどの寝坊。
朝の1時間遅れは、快適な斜面を奪い去りますね。(苦笑)
受付に行ったらすでに200人オーバー。
板の本数が公称200本ですから、すでに足らない状態です。
去年から野沢のスタッフは参加者のマナーについて信用をしていないようで、去年の白樺ゲレンデの試乗会ではゲレンデの上に行かないように日陰ゴンドラを止めてしまいました。
今期は「リフト2本でお願いします」とか「20分程度」と釘を刺され、アナウンスも頻繁に行われます。
そう限定されてしまうと、やまびこフォーまでは行きづらいので、必然的にやまびこ第2フォー沿いのコースの荒れが早くなってしまいます。
ずらすことの出来ないバリバリのカービング機などはかなり分かりづらい状況ですね。
そういった中で板の力を感じたのが、ブリザード スーパーソニック。
負傷妻を悔しがらせるくらい楽しそうに乗ってしまいました。
30本ほど乗りましたが、1本でいろいろな状況で滑りたい人には来期の板のイチオシと言いきってしまいましょう。
ただ、先週の苗場と今回の野沢で乗った板のラインナップは大きく外している板は数本。
それぞれに個性があり、乗り味のある板と言えると思います。
苗場の試乗会でも板の台数が減ってしまいましたが、野沢の試乗会ではメーカーが4社ほど減ってしまったのが残念です。
あと、予算の都合で各メーカーともファット板などの試乗板を出さなくなっている傾向にあるようですが、試乗会だからこそ出さないと絶対に数多くは売れないと思います。
前にも書きましたが、エランのフレックスウェーブはファットの方が生かされると思いますし、フォルクルのグリズリーなどはかなりの良い板だと思うのですが、乗ってみないと買ってみる勇気は出てこないと思います。
是非とも頑張って欲しいと思います。