専門家と呼ばれる人たちが、放射能物質が検出されたほうれん草を食う、水を飲むと、大見得を切っています。
最近では、放射線と放射能物質についてなどの説明も少しずつされるようになってきました。
それもそれで、危険度が増しているような気がして不安なんですけど…。(苦笑)
放射線と放射能物質についての違いは、いろいろな形で説明がされています。
改めて触れても説明され尽くしているとは思いますが、こういうことのようです。
放射能物質 = 懐中電灯そのもの
放射線 = 懐中電灯の光の強さ
私が受けた印象として「放射線」と「放射能物質」をわざと混同させているのではないかと感じています。
ハッキリ言って、イヤらしい「詐術」のようにも感じます。
放射線というのは、光の強さと例えましたが、「人体に影響を及ぼす値」のようです。
懐中電灯(放射能物質)に近づけば強くなりますし、遠ざかれば弱くなります。
それは「2乗に反比例」するのだそうです。
ここで、私は2つ疑問に思います。
一つは、説明には懐中電灯が1つだけしか使われないのですが、実際には懐中電灯(放射能物質)は日に日に数が増えてくるハズです。
実際に、【全国の放射能一覧】を見ていても、多少の上下はあっても、決して各地の数値は減ってはいない。(沖縄と関東各都県の数値を見比べてください)
これは、微量ながらも確実に関東・東北・中部に懐中電灯(放射能物質)がばらまかれ、光源が増えているからではないでしょうか。
また、原子力発電所の復旧作業は、制御できたとしても明らかに長期化するようですので、今は数値が低くとも、今後の見解については明らかに触れないようにしていると感じています。
近未来的な状況は、そこまで数値が高まることが無くとも、飯舘村を見ていれば想像は出来るでしょう。
もう一つ。
シーベルトの測定は、1m離れたところから行うのだそうです。
専門家たちは、ここに触れませんね。
1mから離れることを意図した説明ばかりをしている。
・・・「だから、福島第1原子力発電所から離れているから大丈夫」だと。
しかし、1mから近づいたときの説明はほとんどありません。
このときにも「2乗に反比例」する法則は変わらないので、近づけば近づくほど光は強くなる。
つまり、人体に影響を及ぼす放射線は強くなると言うことではないんでしょうか?
私の認識は間違えているかもしれませんが、このように思っています。
【ヨウ素131】
これは、「放射性ヨウ素」と表現すべきではないかと思います。
「ヨウ素」は自然界にも存在し、甲状腺に集められています。
しかし、人間の身体はそこらへんがマヌケなので、甲状腺のヨウ素が減っているときに「放射性ヨウ素」が体内に取り込まれると、誤って吸収してしまったりするようです。
ですから、ヨードの摂取が有効なんですね。
そして、体内に取り込まれてしまうと『内部被曝』が始まってしまう。
ちなみに「放射性ヨウ素」の半減期は8日と言っておりますが、「半減」期は力が半分になるのが8日。
全てのエネルギーが消えるのは32日です。
【セシウム137】
これは人工的なものなのだそうですね。
今では、海にも空にも大地にも存在していますが、これはチェルノブイリ原発事故や核実験などによってばらまかれたものなのだそうです。
「セシウム」は、人間の身体はミネラルの「カリウム」と間違えてしまうのだそうです。
「カリウム」は筋肉に必要な物質なので、「セシウム」も筋肉に集まってしまうようです。
地上にあるときには半減期が30年と長期ですが、体内に取り込まれると70日になるそうです。
放射性物質は他にもいろいろありますが、全ては分かりませんし、キリがありませんし、基本的には重金属で遠くに飛ぶことはないようなので省略します。
これらのものを、吸ったり、食べたりすることによって、『内部被爆』が起こります。
「 た だ ち に 」
どうこうなるような値ではありません。
だって、ガンになる確率が高まるだけなんだもん。
ガン細胞は、1年で1mm程度しか大きくならないのだそうです。
問題となるのは10年後くらいの話で、その頃には被爆との関連は実証が難しい。
だから、チェルノブイリ原発事故などでも「大きな影響はなかった」などと言えてしまっているのだと思っています。
ちなみに、『内部被爆』は懐中電灯(放射性物質)からは極限まで近づきますから、懐中電灯の光の強さ(放射線)は1m離れた数値からはどんどんと高くなり、その値は1兆倍(1000000×1000000(詳細は省略))になるそうです。
まあ、「 た だ ち に 」は死なないのですが、私が納得いくような説明はほとんど見たことがありませんね。
私の認識が間違えているのかもしれません。
冒頭で書いた、専門家がほうれん草を食うだの、牛乳の飲むだのという話は、おそらくあの人たちも若干のガンになる確率が高くなる程度で、その影響は10年後20年後の話なので大見得を切っているのだと感じます。
放射能はメシの種ですし、ガンになっても初期なら軽く済むでしょうしね。
某名物教授などは、歳を取りすぎているので、寿命が尽きるのとガンが発病して死ぬのとは大差がないと思いますし。
私は、縄文・弥生時代の人たちと比べれば充分に生きました。
別に夢中になって命を長らえようとも思っていません。
ただ、子供たちは守りたい。
今日も、近所の子供たちが集まって鬼ごっこをしていました。
まもなく、外で遊ぶときにもマスク・ゴーグル・手袋を着用しなければ遊べないなんて時代が来るのかもしれないと思うと涙がこぼれます。
私たちは、この汚れてしまった国土を、少しでもマシな状態で子供たちに受け渡す責任があると思います。
通常のゲレモバとは様相を一変させていますが、しばらく発言を続けようと思っています。
この件につきましては、引き続きコメントは受け付けません。