事実関係、正確に報告を=注水中断訂正、東電を批判-枝野官房長官
枝野幸男官房長官は26日午後の記者会見で、東京電力福島第1原発1号機の海水注入が一時中断したとされる問題をめぐり、実際には停止されず注水が継続していたと東電が訂正したことについて、「事実関係を正確に報告してもらわないと、われわれも対応に苦慮する。何より国民も疑問に思う」と述べ、東電の対応を批判した。(2011/05/26-16:44)
〔時事ドットコム〕
枝野氏、原発報告で東電批判「国民不信抱く」
2011.5.26 17:41
枝野幸男官房長官は26日午後の記者会見で、中断したとされた福島第1原発への海水注入が実際は継続していた問題に対し「事実関係は正確に把握、報告していただかないと対応に苦慮する。国民も不信を抱く」と述べ、東京電力を批判した。
同時に「情報の集約と伝達について反省すべき点が多々ある」と述べ、東電との連絡体制を見直す考えを表明。情報が混乱した経緯の報告と併せて、他の事実関係の再確認を東電に求める意向も明らかにした。
一方で、今回の報告について「隠す必然性の感じられない話だ」とも指摘。意図的な情報隠しの可能性は低いとの認識を示した。
枝野幸男官房長官は26日午後の記者会見で、中断したとされた福島第1原発への海水注入が実際は継続していた問題に対し「事実関係は正確に把握、報告していただかないと対応に苦慮する。国民も不信を抱く」と述べ、東京電力を批判した。
同時に「情報の集約と伝達について反省すべき点が多々ある」と述べ、東電との連絡体制を見直す考えを表明。情報が混乱した経緯の報告と併せて、他の事実関係の再確認を東電に求める意向も明らかにした。
一方で、今回の報告について「隠す必然性の感じられない話だ」とも指摘。意図的な情報隠しの可能性は低いとの認識を示した。