東京電力「尾瀬、売却せず」 群馬県知事に回答
2011.5.27 16:45
尾瀬国立公園の約4割の土地を所有する東京電力が、土地を売却しないよう求める要望書を出した群馬県の大沢正明知事に「尾瀬の土地は大切な事業用資産で、現時点で売却は考えていない」と回答したことが27日、分かった。大沢知事が県議会で明らかにした。
大沢知事によると、東電は「入山者の安全確保のため、責任を持って最小限の維持を行っていく」と説明。回答は26日に届いた。知事は「今後も国、東電に保全について訴えるとともに、貴重な自然を守っていきたい」と述べた。
福島第1原発事故の対策費用がかさんだ東電は、電気事業の遂行に必要不可欠な資産を除き売却する方針を明らかにしている。
とりあえず良かった。
将来的に尾瀬を東電が所有し続けることは難しいかもしれないけれど、あの箱庭のような景色が当面は維持されるのは嬉しいです。
今までのようにビシッと木道の整備をし続けることはかなり難しいかもしれませんが、なんとか知恵を絞りあって、より良い方法で守って欲しいものです。