福島原発事故:神奈川、山梨、静岡も食品検査の対象に
2011年6月27日 18時57分
政府の原子力災害対策本部は27日、食品に対する放射性物質の検査計画の策定を求める自治体に新たに神奈川、山梨、静岡の3県を追加し、個別品目として茶、水産物、麦を加える方針を明らかにした。
4月上旬に策定したこれまでのルールでは、事故後に農産物の出荷を停止した福島などの4県と周辺7県を対象にしていたが、事故の影響が長期化していることから改正する。
同日、原子力安全委員会(班目春樹委員長)に諮ったところ、同委員会は、食品衛生法に基づく暫定基準値に代わる新たな基準を早急に定めるよう助言した。
新ルールでは、半減期が短い放射性ヨウ素の検出レベルが低下する一方、半減期が長い放射性セシウムが一部食品から検出されていることから、出荷制限の解除などにセシウムの検査結果を勘案することを盛り込んだ。
神奈川か…。
山梨・静岡か…。
麦か…。
厳しいなぁ。