また「ただちに健康問題ない…」のフレーズ 高木文科相、子供の尿から放射性物質検出で
2011.7.1 13:52
福島市の子供10人の尿から微量の放射性物質が検出された問題で、高木義明文部科学相は1日の閣議後の記者会見で、70歳までの内部被ばく線量は最大8・9マイクロシーベルトで「極めて低いレベル」と述べ、健康には問題ないとの認識を示した。
高木文科相は、放射線医学総合研究所の試算結果を紹介。70歳までの内部被ばく線量は、放射性セシウム134の数値が最大だった子どもは7・8マイクロシーベルト、セシウム137の数値が最大だった子供は8・9マイクロシーベルトとした。ほかの放射性物質は考慮せず、それぞれの核種ごとに求めた数値。一般人の1年間の線量限度は千マイクロシーベルト。
高木文科相は「詳しくは健康診断しないといけないが、ただちに(健康に影響が出る)というものではない」と述べた。
本当にこの人は酷いな。
福島の子供たちに年間20mSvを押しつけ、抗議に駆けつけたお父さん・お母さんを文科省前で雨ざらし。
放射能混じりの雨の中です。
出した答えが、年間1mSvを目指すという実現不可能なもの。
そして、大人や子供たちからは見ることが出来ない線量計を配って、校庭の土を剥がしてお茶を濁す。
残念ながら、これでかなりの方は溜飲を下げてしまった。
しかし、ここにきてやっぱりこの発言。
日本国民がどれだけこの「ただちに」という言葉にムカついているのか分かっているんだろうか。
またのらりくらりと時間稼ぎをするのでしょうか。
実際に、子供に重大な病気が大量に発生しないと国は動かないのですか?
早く、菅もこの大臣も引き吊り降ろして、国民を救える内閣を作って欲しい。