福島第1原発:放置のがれき、5億円かけ放射線量測定へ
環境省は5日、この日概要が閣議決定された政府の2次補正予算案で、東京電力福島第1原発事故による避難区域や計画的避難区域に放置されたままのがれきなどについて、現状把握のために、5億5000万円余をかけて放射線量を測定する方針を明らかにした。がれき処理は復興の大前提になるため、避難した住民が戻れる日に備える措置だという。
このほか、福島県内で放射性物質に汚染された恐れのあるがれきの焼却施設で、焼却灰や排ガス、排水などの放射線量を測定。コンクリートなど燃やせないがれきを埋め立てる最終処分場でも敷地境界などで測定する。
また同原発から約100キロ圏内の宮城、福島、茨城、栃木の4県約200地点で、河川や湖沼の放射線量を測り、同様に地下水も調査する。さらに岩手、宮城、福島3県の沿岸域で、自治体調査とは別に海水浴場の海水もモニタリング調査する。【江口一】
毎日新聞 2011年7月5日 20時58分(最終更新 7月5日 21時21分)
当たり前というか、遅すぎる対応です。
ともかく、国民の健康を守るためにも、ありとあらゆるものを測定しなければいけない。
それに合わせて、最終処分場の確保も急いで欲しいです。