もんじゅ:放射性ガス・トリチウム、濃度測定装置が停止 /福井
日本原子力研究開発機構は26日、運転停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)で、管理区域内にある放射性ガスのトリチウムの濃度を測定する装置が34分間止まるトラブルがあったと発表した。外部への放射能漏れなどはないという。
原子力機構によると、装置は3台あり、12時間交代で1台ずつ使う。19日午前11時20分ごろ、停止中の1台の温度計を点検しようとしたところ、作業員が誤って運転中の1台の温度計を点検したため、停止したという。【柳楽未来】
毎日新聞 2011年8月27日 地方版