全原発「廃炉」の請願採択 福島県議会、立地道県で初
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県議会は20日の本会議で、県内にある第1、第2原発計10基全ての廃炉を求める請願を賛成多数で採択した。採択を受け、佐藤雄平知事は「(採択の意義は)本当に重い。第1、第2原発の再稼働はあり得ない」と述べた。
原発を抱える13道県の議会の中で、廃炉を求める請願が採択されたのは初めて。放射性物質による汚染に苦しむ地元議会の意思表示だけに、政府の政策決定などに影響を与えそうだ。
採決では、出席した県議53人のうち、両原発を抱える双葉郡選出の1人を含む5人が採決直前に退席、残る48人が賛成。
2011/10/20 21:19 【共同通信】
福島県議会は、よく踏み切った採決をしてくれたと思います。
実際、存亡の危機ですからね。
ついでに、佐藤知事の不信任案可決もして欲しかったです。