新基準値「厳しくなる」 食品の放射性物質で小宮山厚労相
2011.10.21 12:17
食品に含まれる放射性物質の暫定基準値の見直しについて、小宮山洋子厚生労働相は21日の閣議後の記者会見で「さらに安全性を確保するという意味では(新基準値は)厳しくなる」との見通しを示した。
厚労省から諮問された内閣府の食品安全委員会は7月に「自然放射線や医療被ばくを除き、内部被ばくと外部被ばくを合わせた生涯累計で100ミリシーベルト以上になると健康への悪影響が見いだされる」との見解案をまとめた。
食安委は10月中に正式な見解を答申する見通しで、厚労省は10月31日に薬事・食品衛生審議会の分科会を開き、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しと合わせ、放射性物質の新基準値づくりに向け議論を本格化させる。小宮山氏は「国際的な基準に照らし、専門家の意見も聞いて基本的な考えを示したい。常識的に考えて(今よりも)緩くなるということではない」と述べた。
小宮山厚労相は若干期待はずれでしたが、ここはがんばって欲しいですね。
せめてベラルーシレベル。
できればドイツレベルまでお願いしたい。
国を守るためにも、そこまで厳しくしないとダメだと思います。