新潟、県境・北部に高いセシウム蓄積 汚染マップ公表
2011年10月12日21時29分
東京電力福島第一原発事故による放射能汚染をめぐり、文部科学省は12日、航空機で測定した放射性セシウムの蓄積量について新潟県と秋田県の汚染マップを公表した。新潟県では福島県境や北部などに比較的、高い蓄積の地域があった。
8月30日から9月28日にかけて、ヘリコプターで両県上空から高感度の検出器で地表から出る放射線を測った。実際に地上で土壌も調べ蓄積量を割り出した。原発から出た放射性物質が風で流れ、雨や雪と共に地上に落ちたとみられる。
放射性物質量が半分になる半減期はセシウム134が2年で同137は30年。長く影響が出る137の土壌の蓄積量をみると、新潟県で高かったのは魚沼市や阿賀町の一部のほか、北部の関川村、村上市などにまたがり、1平方メートルあたり3万~6万ベクレルにのぼった。
別に汚染を望んでいるわけではないですが、この新潟のマップを見たときに、大きい地図で見ると新潟と群馬・福島の県境の着色に少し差があるように感じます。
汚染されているエリアが、魚沼や南魚沼という、日本トップの米どころなので、微妙に手心を加えたのではないかと思える気がしてしまいます。
放射能に県境は関係ないし。
前回の東京・神奈川のマップが発表されて以来、私はこの地図がふくいちから遠くに行けば行くほど過少に表されていると感じてしまったので、もう期待はしません。
後世には、これが事実ということで残るのでしょうが、違和感はぬぐいきれません。
今回の新潟の発表は、疑念をさらに増しただけです。