東電:福島第一原発からの放射性物質1億ベクレルに半減-原子炉冷却
10月17日(ブルームバーグ):東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は17日午後の福島第一原子力発電所事故対策統合本部の合同記者会見で、福島第一原発からの放射性物質は1億ベクレルと、1カ月前の2億ベクレルに比べ半減したことを明らかにした。
松本氏は放出放射性物質が半減したことについて、「原子炉の冷却ができていることが要因」との見方を示した。放射性物質の測定精度については上がっているという。
更新日時: 2011/10/17 17:03 JST
原子炉の冷却ねぇ・・・。
10月に入って、こんなデータが出ているんですけど。
【 水道水中の放射性物質検査について~福島県以外~ 】
10日前後に全国津々浦々から、セシウムもヨウ素も水道から出ています。
【 気象人 気象ダイアリー10月 】
この天気図を見てみると、そんなに全国に拡散するような天気でもないように感じます。
例えば、北海道や沖縄を見てみると、3月の原発事故の時には出ていないのに、10月は出ています。
また、雲の挙動によって差が生まれるのでしょうが、関東は3月に汚染されているところよりも低いところもありますが、3月よりも明らかに汚染されているところもあります。
丹沢山麓などは、なぜか9月から汚れまくりで、セシウムは134+137で30Bq、ヨウ素が8Bqと、気が遠くなりそうな数値が出ています。
何が気になるって、“ヨウ素”!
改めて言うまでもないでしょうが、ヨウ素が出るということは、核分裂反応がまだ行われているということ。
ヨウ素が出ている以上、2億Bqが1億Bqになったところで、問題はまったく解決していない。
というより、微妙に悪化していませんか?