盛岡市の教育施設 基準超1カ所のみ
2011年10月04日
盛岡市内の幼稚園や小中高校(岩県立学校を除く)など教育関連の全266施設のうち、国の基準を超える放射線量が測定されたのは、同市玉山区の好摩幼稚園だけだったことが、3日までに終えた同市の調査で分かった。調査結果は4日に公表される。
国が示した学校の安全の目安は、空間放射線量が毎時1マイクロシーベルト未満であること。調査する高さは、小学校以下は地上50センチ、中学校以上は地上1メートルとされる。好摩幼稚園は1・10マイクロシーベルトだった。
一方、盛岡市が地上5センチでも独自に測定したところ、同幼稚園を含む17施設で毎時1マイクロシーベルトを超えた。校庭や園庭ではなく、すべて軒下や雨どいの下という。基準を超えた場所では、土を入れ替えたりブラシで磨いたりするなどの除染をすでに終えた。
今回の調査では、玉山区や松園地区など市北部で比較的高い線量が測定された。藤井敬芳・市環境企画課長は「放射性物質は原発事故後の雨で地面に落ちた。当時の雲の流れが影響しているのではないか」と説明する。市は今後、北部を中心に公園でも測定する。
数値が高くないか?
地上50cmとはいえ、
1.10×24時間×365日=9636μSv≒10mSv
いつから学校はこんなに高くなってよくなったんだ?
一桁多くないか?