陸側遮水壁、設置見送り 海側は28日着工 福島第1原発
2011.10.26 18:55 [放射能漏れ]
東京電力は26日、地下水を通じて放射性物質を含む汚染水が海洋に漏出するのを防ぐため検討していた陸側遮水壁について、設置を当面見送ると発表した。陸側遮水壁を設置することによって汚染水が海洋に漏出するリスクが高まるためとしている。1~4号機護岸の前面に設置する海側遮水壁は28日に着工する。工期は約2年。
東電は、陸側遮水壁について、陸側から海側に向かう地下水の流れを止めることができないうえ、設置によって建屋地下にたまる汚染水が地下水側に流出するリスクが高まると解析。既存設備の撤去が必要で、事故収束のための設備や工事への影響も大きいとして、設置を見送るとした。
やっと地下水を通じて放射性物質が流れていることを認めたようなものですね。
つまりは、東電が毎日発表している汚染量以上のものが流れているわけです。
しかし、この日本語が分からない。
>陸側から海側に向かう地下水の流れを止めることができない
この流れが止めれないというのなら、原子炉から海への流れも止められないだろう。
事実、地価の岩盤まで掘り下げて遮水壁をつくらないと、これは意味が無い。
予算も掛けたくないようなので、遮水壁っぽいものを作って、汚染水の流出を止めているという雰囲気作りなのではないかと思います。
政府は頼りにならないので、引き続きグリーンピースには頑張ってもらいたいです。