中金堂です。
正直な感想として、奈良の最近建立されたものは金太郎飴のような印象です。
細かく見ればもちろん違うのですが、もうちょっと色合いや鴟尾の形などに差があってもいいんじゃ無いかなぁと思います。
建築年代だって違うんだし。
まあ、それを差っ引いて見れば美しいです。
写真は撮れませんでしたが、扉や柱は手鉋で仕上げていて時間を掛けて作っていることがよく分かります。
御本尊は釈迦如来像。
須弥壇の四方は、南円堂に置かれていた国宝の四天王像でした。
内陣の1本の柱は法相の14人の祖師を描いた「法相柱」が目立っていました。