二の丸庭園は、本当は時間があったらゆっくり見たかった所です。
作った方は小堀遠州。
このブログでもたびたび名前の出てきている安土桃山期から江戸時代初期の大名であり、文化人です。
二の丸御殿が「雁行造」という、斜めに建物が配置されているということもあり、三正面式という見る方向が3つある作りになっています。
第1正面は、今はありませんが寛永の行幸の際の行幸御殿。
第2正面は大広間、第3正面は黒書院となっています。
そもそも庭園は建物の中から見るように作られているので、この立ち位置からではなく、やはり二の丸御殿から見るのが正解なのでしょう。
池には、蓬莱島、亀島、鶴島の3つの島があり、見る位置によって趣向が凝らされているとのことなので、また機会があったらゆっくり見てみたいものだと思います。