久しぶりに師のお寺に来ました。
このお寺は駐車場はなく、わずかな隙間に停めるくらいしか出来ないのですが、いまだかつてないくらいにギッシリ停まっています。
私たちは、最近は横のコインパーキングに停めるのですが、流行っていて良かったとそのときは思っていました。
が、中に入ると、人がたくさん並んで座っていて、知らない坊主頭のオヤジが説法をしています。
なにやら分からないままに、仏様の前に座っている師のところに近寄って行くと、師も申し訳ない顔をしていました。
とりあえず、明日が父の命日であることを告げ、お経をお願いしました。
あとから知ったのですが、毎月第4日曜日にはこの方がお説法をしているのだそうです。
そういえば、師を紹介してくださった方が、「最近はわけの分からない夫婦が居座っている」ということを言っていたのを思い出しました。
ここのお寺は日蓮宗のお寺ですが、宗派に関係なく師は相手をしてくださいます。
私たちが無宗派なことは師も知っていて、それでも長年面倒をくださっています。
今日はこのあと太鼓を叩かなければならないみたいで、その直前に私たちのことを名指して「遠方からよく通ってきてくださっているのですが、太鼓を叩くのははじめてだと思うから…」と声を掛けてくださいました。
そう声を掛けてくださることによって、要は「叩いても叩かなくてもいいよ」ってことだと理解しました。
次からは、第4日曜日には行くのはやめよう。