今日は面会は10時から。
母と弟は関東に帰っていくので、早い時間に来るとのことだったので、10時には病室に行きました。
今日の妻の食事は、朝3分粥、昼5分粥、夜全粥となっていて、写真は夜の全粥です。
味の薄い自然の状態に近いものを食べているので、味付け代わりについてくる海苔の佃煮のチューブに入ったものなどは薬品っぽく、舌がピリピリするそうです。
昼の5部粥もドンブリ1杯の量。
ちょっと食欲も出てきたようで、完食!
魚が出てきたので、ほぐしてあげながら少し摘んでみたのですが、薄いですがしっかりとした味付けで美味いです。
まもなく、母と弟が到着。
このあと彦根城とその周りに寄ってから帰るそうなので、改めていろいろとレクチャーしました。
手術の待ち時間のあいだ、「私の後はあの子に託さなきゃならないから、あの子の命は絶対に守る」と母は呟いていました。
実際、うちは母でもっている家ですし、母がいろいろ管理しています。
妻は少しずつ、いろいろと教わっているようです。
母と妻は本当に仲が良く、このあいだの3月のときにも私をほったらかしで4時間もお喋りをしていたほどですし、たいていお店に入ると「娘さんですか?」と聞かれる。
母は「嫁!」と答えるのが嬉しいらしい。
私でさえ親娘なんじゃないかと思うほどです。
私は、良い母と良い妻に囲まれて、楽をさせて貰っています。
いさかいなど一度も無く、妻がうちに来て以来、お互いに全幅の信頼を置きあっているのがすごいです。
やがて、母と弟は帰って行きましたが、妻は本当に寂しそうでした。
少し歩かないと腸が動かないそうなので、今日・明日は談話室までは行って良いそうなので談話室へ。
金・土にたくさんの人が退院して行ったので、談話室は貸し切り。
妻にテレビを見せ、私はPC。
1時間ほどで疲れたようなので、病室に行って手足をなんとなくのマッサージもどき。
別に凝っているわけでもないのですが、要は妻に触っていたいんですね。(恥)
生きていて、しかも動けるようになってきていて、素直に嬉しいのです。
家の普段もそうですが、2人一緒にいますが、けっこうお互いに好き勝手をしています。
同じことをしているときもあれば、バラバラのことをしているときも少なくない。
そろそろお互いのリズムを取り戻して、妻は本を読んだり、私はPCでブログを弄っていたり。
ちょっと腸が動き出したようで、妻はトイレに多めに行ってます。
3時半になって、妻待望のシャワー。
術後初めてです。
ずーと寝ていたので、頭の後ろはゴワゴワになって固まって絡まっています。
妻がお風呂に入っているあいだに、布団が湿気てきているので、掛け布団を点滴をつるす機械に引っ掛けて風を通してあげました。
お風呂から上がったら、こっそり抜け出して体重を量る逃亡計画を練っていたのですが、看護士がきて点滴を打たれてしまい断念。
この看護士さん、性格は悪くなく、若いせいもあって可愛らしい方なのですが仕事は残念な方。
他の看護士さんは、点滴を落とすのに時計でチェックするのですが、この人は目分量。
今回の点滴も、出来るだけ我慢をしたのですがやっぱりダメで、打ち直してもらいました。
点滴が終わったら、夕食。
メインはハンバーグ。
全粥も食べ応えがあったようで嬉しかったようです。
また、左上のデザートがとても美味しかったらしく、一口頂きました。
病院食でも、2人で分けて食べると美味しいですね。
食べ終わってからは、談話室に移動して妻はテレビ。
談話室なら9時近くまでは居ても大丈夫なようです。
本当にここはファジーで嬉しいです。
45分になって消灯時間が近づいてきたので、今日はこれで撤収しました。
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