ここにも天満様がいらっしゃいます。最近建て替えられたようでキレイです。また、とても美しいお堂です。
もちろん愛染明王が納められています。縁結びで訪れる方が多いそうです。
世尊寺というお寺にあった釈迦如来立像を納めるお堂ですが、御本尊の釈迦如来様は本堂に納められています。お堂の中には、脇侍の阿難、迦葉尊者像が納められているようです。
後醍醐天皇の第2子である大塔宮護良(もりなが)親王が吉野山に立てこもって鎌倉幕府軍と戦ったときに、この地で最後の酒宴を開いたそうです。後に、ここには4本の桜を植えたそうです。
今回は残念ながら金剛蔵王権現三尊とはご対面できませんでした。蔵王権現さんは、中尊が釈迦如来様、左尊は弥勒菩薩様、右尊は千手観音様になっています。あの独特の秘仏はまったくのオリジナルだそうで、他の仏教国では見ることが出来ないものなのだそうです。 秘仏は閉じていたので、提灯ということで。
木造の建築では、東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇る本堂である蔵王堂です。豊臣家の寄進で作られたそうですが、特徴は柱で躑躅の巨木や梨の巨木などが使われていること。木の自然の曲がりなどもそのまま利用されています。今度訪れるときには、本殿の中も細かく見てみたいと思っています。
見上げるほどの見事な仁王さまですが、国からの指定はありません。若干のアンバランスさが減点対象か?
参道の商店街を歩いていくと、見上げるように仁王門が見えてきます。もちろん国宝です。少し変わっているのが、本堂は南向きなのに、この仁王門は北向きで建っています。
銅(かね)の鳥居といい、日本三鳥居に数えられています。あとの2つは安芸の宮島の朱塗りの鳥居と、大阪四天王寺の石の鳥居だそうです。山上ヶ岳までに4つの鳥居があるそうですが、その最初にあたります。
突如現れた黒門。これは金峯山寺の総門であり、吉野山の総門となるそうです。公家や大名であっても、槍を伏せ、馬を下りて通らなければならなかったそうです。
通りがかったらビンゴ機を回させられて、妻はなにやら当りとかでストラップ。私は外れ。よく分からないままに、お茶と柿の葉寿司を頂き、やっとあじさいまつりをやっているのだとわかりました。(笑)
吉野神宮の御祭神は後醍醐天皇。そのため、後醍醐天皇の意志を汲んでこの神社は北の京都に向かって建っています。歴代の天皇の中でも、もっとも激しい亡くなり方をした人ではないかと思っています。
お参りはここから。中に入ると、左側に御守りを売っていますが人は居ません。(笑)
質素ですが、吉野神宮は総檜造りと豪勢なもの。あまり古いお社ではありませんが、後醍醐天皇の人柄が感じられるような気がします。
久しぶりの吉野神宮です。空の広々とした素敵な神社です。観光シーズンからは外れているのでほぼ貸切です。
番茶の葛わらび餅が美味しそうなので即買い!間違えなく、美味かったです。
今日は吉野に行きます。ここの道の駅は空気が良いですね。寝ていても呼吸が楽でした。
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