北野天満宮横の「もみじ苑」の夜間ライトアップです。
境内横には御土居(おどい)という、豊臣秀吉の作った防塁が残っているのです。
源平合戦の頃より、京都は攻めやすく守りづらい場所だったのですが、それを解決するために秀吉がグルリと防塁を作ったわけです。
しかし、その後は太平の時代が続いたために御土居は壊されてしまい、一部にしか残っていないのです。
今日の七つ口という言葉が残っていますが、これが御土居の頃の名残で、そこが洛中・洛外の出入り口となっていたようです。
北野天満宮の御土居は、普段は立ち入り禁止。
年に何回か開放されていて、紅葉のこの時期もその一つになるわけです。
御土居の上や下から紅葉が見れるわけですが、それはもう見事なもの。
日のあたるところは紅葉が早く、あたらないところはまだ緑が残っていたりもするのですが、その色の移り変わりも見所の一つでしょう。
月もほぼ満月で、本当に良い紅葉狩となりました♪
ただ、寒い!
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