芦刈山はセンスが好きな山です。縣装品はどの山鉾でもいろいろなものを持っているのですが、芦刈山保存会のHPはかなり丁寧に作られていて見ていて楽しくなります。ちなみに、駒形提灯の下から見えるライオンは、山口華楊氏の「凝視」という作品です。毎回載せてしまいますが、下の写真は織田信長公より拝領されたという小袖。小袖の右後ろが見送りで、左後が胴掛となります。どれも色鮮やかです。
梅鉢医院が目印の油天神山です。装飾品の扱いは山鉾によってそれぞれですが、ここは比較的飾ってあって巡行のイメージに近いです。山や鉾に飾られる1つ1つが貴重品ですから、中には山の原型だけのところもあります。ただ、御神体は別格で、巡行の朝までは会所に置かれているようです。
いろいろと考えていましたが、今年は一番山の粽は買えないということなので太子山にしました。入口に、新調されたと思われる荷茶屋(にないちゃや)が置いてありました。真ん中のデザインがオシャレです。太子山の会所は秦家住宅という古い家屋で、普段は太子山奇応丸という子供用の薬を売ったりもしているようです。この薬は、古く鑑真和上が持ってきた薬ということ。太子山は応仁の乱以前からの歴史があるということもあり、半端ない歴史です。
八坂のえべっさん。こちらはさらに参拝者がいなかったので、2人でゆっくりできました。時間をかけて過ごせるというのは幸せなものです♪
時間貸しの駐車場だと気持ちが急かされるのが嫌ですが、まわりたいところはキッチリ回ります。疎かにしてはいけないところを疎かにするのなら、やらない方がマシ。やる以上はキチンとやりましょう。今日は主役ではないので、境内の賑わいと比べると比較的訪れる人は少なめです。その分、ゆっくり参拝できました。
祇園祭は八坂神社の祭礼です。ということで、去年の粽をもって八坂さんに来ました。昨日のうちに御霊は御神輿の方に移っています。今日は八坂さんの近くに車を停め、怒涛の参拝です。
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