達筆ですが、「観音殿」と書かれています。先述したとおり、銀閣のことを表しています。参拝の前に御朱印帳を渡し、参拝が終わった後に受け取るシステムになっています。真ん中の朱印の意味を聞いてくればよかったと、ちょっと後悔。
山道を歩いて、ライブカメラのある辺りからの見慣れた景色です。最近はあまり動いていないので、これだけで筋肉にきています。(苦笑)もうちょっと動かないと…。
左の陰になっているところがお茶の井です。庭師の方が居たので聞いてみたところ、沸かさないと飲めないそうです。話しをしていたら、蛙が飛び跳ねて水の中へ。確かに沸かしたくなりますが、それだけキレイなのでしょう。カニもいるそうです。銀閣は苔もキレイですが、そこに紅葉した落ち葉が一枚。着実に秋が近づいてきているようです。
銀閣と同様に、創建時に建てられて現存しているものです。銀閣や高月台や銀沙灘に目を奪われがちですが、こちらの建物も国宝となっています。元々は阿弥陀堂だったそうです。
雨が近づいているようで、気温はやや低めでも湿度が高めなので、むうっとしているだけに、見るだけで涼しく感じます。銀閣の前の池は錦鏡池というのですね。写真には写しませんでしたが、左側の方にはお金がいっぱい投げ入れられていました。
室町時代の書院造らしい釣鐘状の花頭窓が2階に並び、屋根は杮葺き(こけらぶき)の宝形造。屋根には鳳凰が据えられています。観音殿といいますが、足利義政公は一層目を心空殿(しんくうでん)、二層目を潮音閣(ちょうおんかく)と名付けているそうです。近くで見ると、けっこうボロボロです。修繕してそんなに長い年月は立っていないと思うのですが。
銀沙灘はどこから見るのが正しいのかは分かりませんが、私としては方丈や東求堂の座敷から座った位置で見るのが良いと思っています。方丈から見るとこんな感じです。前は方丈の軒に座れたのですが、禁止されていて何とも残念。ここに座って、ゆっくりと風を感じながらボーとするのが好きだったのに。ちなみに、銀沙灘も古くてグダグダな感じでした。お盆の季節だけに、ビシッとエッジを効かせて欲しかったですね。
方丈と銀閣のあいだには銀沙灘と高月台があります。この2つは、いつから作られるようになったのか分からないというのが、別の意味でも凄いです。(笑)定期的に手を加えて整えているのですが、今日はエッジの部分が甘いので、少し日にちが経っているようです。これは単品で写してもあまり面白くはないですね。
銀閣に来たのは久しぶりなので懐かしく感じる拝観券です。下の赤い部分を切り取って、上の部分は家で御札として使えます。ちなみに、タイトルを銀閣寺としていますが、ここは慈照寺。銀閣寺、または銀閣と言われる建物は観音殿が正しいようです。
久しぶりに慈照寺銀閣に来ました。日本人はあまりおらず、ほとんどが外人です。総門と中門のあいだの50mに渡る独特の垣根です。
明日は五山送り火なので、久しぶりに護摩木を書きに銀閣まで来ました。記憶は定かではないのですが、2010年以来のように思います。写真の通り、松割木は400円で、護摩木は300円。松割木はきれいに書けませんが、思い切ってガーと書くしかないようです。人によっては10本以上買っていく人もいるので驚きです。
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