今日は宵々山なので、歩行者天国があります。去年のようなガチガチの帰省になってしまうと動けなくなってしまいますので、動けるうちに南東エリアの山鉾に向かいます。月鉾は相変わらず人がいっぱい集まっており、今年は月間京都を月鉾で買おうと思ったのですが、いまは遠目に見るだけで先を急ぎます。四条通りのように大きな道にはそれなりに風が通ってやや涼しく感じますが、吹いてくるのは熱風です。
毎回、ざっくりと「くろちくバーゲン」と書いていますが、バーゲン会場は複数に分かれています。いつも写真をあげているところは「万蔵」というところですが、同じ新町通りに「天正館」「百足屋」等々数カ所で行われています。バーゲン品が山のようにあっても経営的に問題があるとは思いますが、年々品揃えは少なくなってきています。だんだんと、どこに行っても同じ商品が積んであるだけで掘り出し物がなくなってきた感じがします。昔は、和柄のアロハシャツなどもあったんですけどねぇ。
昨日に引き続き、布袋山です。布袋さんの持つ袋がデザインされた提灯がお茶目です。ツイッターで御朱印はないのかという質問がありました。数年前までは、このマンションの前や西に向かった居酒屋さんの前でやっていたこともあるので確認したのですが、御朱印は無いようです。販売されている御朱印帳には布袋山のスペースもあるようで、御朱印を集めている人たちが混乱しているようです。
鯉山の粽を購入できたので、安心して寄り道が出来ます。(笑)ということで、涼みがてらに永楽屋。昨日は遅かったので、当たり前に「水あずき」は完売。今日はまだ残っていましたが、この猛暑のために残りはわずかでした。私も妻も「ぬれ氷室」が好きなので、こちらも購入。登山用ザックを背負っているので、いくらでも入ってしまいます。どうも、顔を覚えられているらしく、とても丁寧な接客でした。
昨日も鯉山には行ったのですが、会所を開けるのは夕方の6時30分までとのことで入れませんでした。祇園祭に来るようになって、鯉山の粽だけはずーと買い続けているので、今年も手に入れることが出来て安心できました。鯉山は後祭になっているのですが、後祭の山鉾の中で唯一前祭でも会所を開けています。今年は展示を少し変えて、鯉が前面に押し出されています。この角度から鯉を見ることができてとても新鮮です。波などは左右非対称になっている点など、細かいなぁと感じます。
山伏山の周辺はかなり混雑しています。会所の中の茅の輪をくぐりたい人がいっぱいなので、長い列が出来ています。山鉾山は限られた場所の中で展示も工夫していますし、山を運営(経営)をすることにも工夫を重ねていると思います。本当は御神体の近くに行ってみたいと思うんですけどね。先を急ぐので、今日は道路からのご挨拶のみです。
去年は土砂降りを喰らって避難させて頂いた霰天神山です。宵山のときには、巡行のときには使われない市松模様の屋根が付いているのが特徴的。また、梅鉢紋のついた提灯の上輪と下輪が金色なのも他の鉾では見かけません。巡行時には、前懸には16世紀のベルギー製のタペストリーの復元新調したものが掛けられます。見送りは使わずに、後懸というのも特徴の1つです。
今日の目標の一番目は鯉山の粽なので先を急ぎます。提灯に赤い州浜の紋が描かれている放下鉾です。鉾頭に日、月、星すなわち三光が下界を照らす形をあらわしているのが特徴的です。天王座に放下僧が御神体として祀られているので放下鉾です。新町通には、この先に南観音山、北観音山、八幡山があったのですが後祭にまわってしまい、前祭ではずいぶんと寂しくなってしまいました。
動き始めてたいした時間も経っていないのですが汗が噴き出ます。山鉾の中でも異彩を放つ鉾ですが、やはり歴史を積み重ねただけあって風格があります。漆塗りの欄干や金色の装飾品なども見事です。まだ登ったことの無い鉾の1つです。
新しい駐車場を開拓して北上。半兵衛麩に直行したのですが早かったようです。さらに北上すると岩戸山が出てきて驚きました。今日は、昨日取りこぼした山鉾を中心にまわるのと、粽を購入する予定です。宵々山は夜になると交通規制が入るので、暑いですが動けるうちに動いておこうと思っています。
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