寝坊が響いて、かたしな高原は駆け足になってしまいました。
かたしな高原の駐車場無料券を持っていたこともあり、あまりやる人のいない尾瀬岩鞍~かたしな高原をやってみたくなったのです。
頑張ればスキー板を履いたまま移動できるのですが、ホテルの駐車場が出入の場所となるため、板を外して駐車場を横切る方が早いだろうという結論です。
かたしな高原は、ご存じミッフィーをキャラクターとしているゲレンデで、ディック・ブルーナの色遣いをマネてリフトの柱も塗られています。
しかし、ミッフィーの世界はホームページと柱の色くらい。
あとは雪の雪像が少々と、リフトに手作り感溢れる絵が掛かっていて、キャラクターのお土産が売っているくらいです。
岩鞍や川場のようなゲレンデもありますが、このエリアのゲレンデは宝台樹も武尊牧場もここかたしな高原も、昔からのゲレンデがリニューアルされないままに続いているところが多いように思います。
せめて、リフト券売場とセンター小屋(決してハウスではない!)くらいは、ペンキで塗るだけですからディック・ブルーナ色に染めて欲しいものです。
もっとも大手資本が入ってきてもロクなことにはならないので、難しいですね。
ここは、ゲレンデとしては成功しているゲレンデではないでしょうか。
ゲレンデはたくさんの親子で賑わっています。
スノーボードの出現によって、家族で滑れる斜面はクルクル回るボーダーやパークに占領され大きく減ったように思います。
初心者の頃に好んで滑っていたコースが根こそぎパークに変わっていてビックリしたりしますから。
スキーヤーズオンリーとミッフィーのイメージでファミリーというユーザー層をつかみ取れているのでしょう。
ゲレンデの光景は、何かむかし懐かしい感じさえします。
しかし、うちの近所の家族も父も母もボーダー。(ボードは危ないという理由で子供はスキーなのですが???)
これから徐々に親がボーダーという家族も増えてくるとき、このゲレンデも岐路に立つことになるのでしょう。