本当は雫石と岩手高原を滑るつもりでしたが、予定外の早い雨への対応に手間取ってしまい、雫石をあきらめて岩手高原だけとなってしまいました。
本当は、挫けて龍泉洞を見に行く観光モードに切り替えようかとも思ったのですが、意地汚く399円のビニール製コートを羽織っての滑走です。
前日についノットを塗ってしまったので、小雨が降り続き、凍って水を吸っている斜面では恐ろしいほどのスピードが出ます。
基本的には、岩手高原も安比同様にトップからストレートなコースが続くふんどしゲレンデなのですが、少し違うところが両端のコースが片斜面になっていること。
前回のカルガリー、今回のグルノーブルと、結構長い出だしの片斜面はリズムが狂ってどうも好きになれません。
グルノーブルにいたっては、数日間に渡ってほとんど人が入っていないような状況。
カルガリーやスコーバレーの中盤から下も同じように滑っている人がほとんど居ません。
そのためかも知れませんが、基本的にピステンは荒いように感じます。
フルスピードでカービングをすると、ピステンの継ぎ目がかなりスリリングです。
上がガスっているので高速ペアを回していたら、いきなり3時45分で終了。
まあ、乗っているのは私たちだけですし。
同じく、ゴンドラも45分で終了。
誰も乗っていませんし。
それでシラケて撤収したところ、4時過ぎに1組の地元の親子がやってきましたが、第2ペアも予定時刻よりも早く終了。
呆然としていました。
岩手高原が、ナイター前にピステンを入れたり、平日もナイターを続けていたことによって、他のゲレンデにも刺激を与えていたように思います。
ユーザー目線でいろいろなことに挑戦してくれて、あまり行くことはなくっても注目していたゲレンデでした。
しかし、今期の突然のナイター中止なども含めて、息切れをしてしまったのか心配です。