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すっかり遅ればせながら、龍馬伝を見ました。
去年の天地人は4週まとめて見ましたから、今年は優秀なものです。(笑)
天地人は、本編わずか2回で、あとは延々とエピローグを10ヶ月半に渡って見せられたようなものだったので、微妙に龍馬伝にも警戒心が宿ってしまいます。
第2話で、福山龍馬が三味線を弾き始めたところなどは、これでお百姓さんたちが半裸でどじょっこほいを踊り出したら消そうとまで思ったものです。
3話見た後に世間の評判に耳を傾けてみると、福山龍馬は薄味という意見を散見します。
福山ファンや龍馬大活躍期などを基準にすると薄味に感じるかもしれませんが、個人的には今の段階なら薄味の龍馬は納得です。
むしろ、時々出てくる説教くさい龍馬の方が違和感があります。
だって、まだ18歳でしょ。
ちょっと前までは「泣き虫、洟垂れ、夜ば垂れ(寝小便)」で、通りがかりの僧に「この子はずいぶんと水分が多い」(爆)とまで言われていた龍馬さんです。
「ワシャあ ワカラン!」
とか言っててくれる方がむしろ安心します。
このまま薄味で終わってしまうのは不安なのですが、それは追々に期待するとして、とりあえず勝海舟の弟子になるくらいまでは、アホっぽい薄味でお願いしたいです。
なんたって濃い~のは、岩崎弥太郎と武市半平太が居ますし。
それにしても、香川岩崎の汚さはいいですねぇ~。
父親役の蟹江さんの汚い熱演の中にも父親の情が溢れていて、あのはっちゃけ振りには目が離せません。
さらには、好青年から3話目にしてグレーに染まっていく大森武市。
あのころの龍馬は、岩崎や大森から見ても、おそらく今の時代の我々から見てもボンボン中のボンボンで、周りが下士・郷士と将来が見えないでスキルアップに苦しんでいる中、ひょいっと江戸留学(今で言えば海外留学、いや宇宙留学くらい)に行ってしまうのですから、寝小便垂れのボンクラのくせに!って思ってしまうのも無理はないでしょう。
これが後々に大きく人間関係を変えていくはずなのですが、期待したいです。
ところで、福山龍馬には一つ不満があります。
坂本龍馬は若いときからひどい近視なんです。
これは自説ですが、龍馬はひどい近視だから女性にもてたんじゃないかと思っています。
性格的にも、人の懐に飛び込むのが上手な龍馬ですが、行動も近視が原因で当時の武士よりも一歩も二歩も近かったんじゃないでしょうか。
男尊女卑の時代に、当時の人間にしては大柄な龍馬が、他の人よりも一歩も二歩も踏み込んで話してくるわけですから、龍馬の周辺の女性たちはその距離感にクラクラきたんじゃないでしょうか。
龍馬お得意の目を細めた顔で、龍馬の知らないうちに女性が惚れているというのをやってほしいですね。
次回からは、個人的にはかなり大好きな千葉佐那さんを、これまた個人的には好きな女優の貫地谷さんが演じるので期待しています。
なぜ、お龍が正室扱いで、佐那さんのお墓には坂本龍馬室(室は側室という意味)と掘られているのか残念でなりません。
一気に書きたいことの一部を書いてしまいましたが、風林火山とはまた違ったリアルな汚さにちょっと期待大。
でも、ああいう画像はマニアにしか受けないのかなぁ。
・・・そうです。
龍馬好きです。
中学生の修学旅行の時には龍馬の墓参りがしたくて、夕方の旅館から逃亡を図ろうとしたのですが、前々から公言していたことが祟って旅館出口で捕縛され、正座で晒し者になったアホウです。(笑)
暗殺の地のパチンコ屋(今は居酒屋らしい)も、龍馬生家も龍馬記念館も、龍馬が脱藩の際に歩いた(らしい)道も、みんなみーんな見てきてます。
気が向いたら、龍馬ネタはまた書きます。(誰も望んでいないか…)