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烏丸通りに出て南に下ると孟宗山。
北観音山を越えたら東に向かいます。浄妙山は勝ち運の神様です。
35基全てをまわったので、最後に菊水鉾に登りに行きます。道路は歩くにも一方通行の規制があって、簡単にはたどり着けません。
ここも居祭りとなっています。焼け残ったのは、布袋さまだけのようです。
辻は入り乱れて、かなりぐちゃぐちゃです。
永楽屋に寄って、焼き餅におぶ味噌を付けて海苔を巻いたものをいただきます。
山は、ほとんどが雨を嫌って飾りがとられて骨組みだけです。【御神体】 弁慶と牛若丸【前懸】 雲龍波濤文様綴錦→椿石霊鳥図綴錦〔富岡鉄斎原画〕【胴懸】 賀茂葵祭礼行列図綴錦〔円山応挙下絵〕【水引】 百子文様(からこもんよう)綴錦【後懸】 雲龍文様刺繍
言わずと知れた、牛若丸と弁慶です。
山の上を飾る五条大橋です。漆の輝きだけで、ハンパない金額と予想できます。
当たり前のように国宝の小太刀が置いてあります。(驚)
御神体は、普段から神社に祀られているようです。
かなり贅沢にスペースを使った展示です。
こちらも神功皇后が御神体の山です。他の山鉾より繊細なデザインです。【御神体】 神功皇后【水引】 三十六歌仙図刺繍【前懸・胴懸】 日本三景綴錦【見送り】 花鳥龍文様綴錦
普段は蔵に保管されている山鉾も多いようです。
金の祠と鳥居ごと山に乗ります。
前懸が新調されました。
こちらも天神さまをお祀りしています。【御神体】 天神さま【前懸】 ベルギー製毛氈→中国刺繍の太湖岩鳳凰図【胴懸】 白梅金鶏図綴錦〔上村松篁〕、花鳥綴織〔上村敦之原画〕【見送り】 雲龍文様綴錦
残り3つなので、ラストスパート!放下鉾は男子ならいつでも上がれます。
御神体は神功皇后です。
ほとんどが蛤御門の変で焼けてしまったそうですが、舳先や舵など、いくつか残っています。
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