新大河ドラマ「江」の第3回です。
「◎◎は三日で慣れる」と言いますが、保奈美お市にやっと慣れてきたような気がしました。(笑)
まあ、出番が少なかったのでアラが見えなかった事もあるのでしょう。
その代わりにアラが目立ったのがトヨエツ信長ですね。
トヨエツがと言うより、脚本と演出がと言うべきでしょうか。
まあ信長ともあろうものがベラベラベラベラ…、しかも6歳の小娘を相手に。
画面的には、お江を成人女子が演じているので、音を消してみればなんかソレっぽいのですが、音を出せば上野お江には幼児の演技を求めているせいか、なんともチグハグ。
出番がわずかだからの「信長祭り」なのかもしれませんが、6歳と言えば小1・小2。
その年齢で、「正室」だの「切腹」だの「織田家と徳川家」などの政治を絡めるのはやっぱり無茶だよなぁ。
いや、実年齢云々だからダメと言っているわけではないのです。
史実とは違うからダメというのでもないのです。
ひと言で言えば、据わりが悪いとしか言いようがない。
信長と光秀や、信長と千宗易の関わり方は面白かったですよ。
でも、そこにお江がいると邪魔くさい。
結局、お江に説明するためにベラベラベラベラ。(苦笑)
やっぱり子役を使うべきだったと思いますよ。
あと、水川お初もだんだん辛くなってきました。
これも、水川あさみには災難みたいな話なんですが、彼女の顔立ち決して童顔ではないのに、幼女の賑やかし役というのは何とも可哀想。
嫌いではないだけに、冒頭のお江と顔を引っ張り合う場面などは、痛々しくって痛々しくって。
正直、信長・お市・勝家は早く死ね!と思います。
秀吉時代になれば、三姉妹もそれなりに大きくなりますので、それなりに落ち着くと思うんですよね。
それにしても、これがタブチマジックなのかもしれませんが、見終わった後になんともぽかーんとしてしまう。
「キンカンアタマ」とか「ハゲネズミ」とか言いたかっただけでしょ!とか突っ込みどころはあるのですが、なんともどーでもよくなっちゃう。
言っても無駄というか…、毒が回ったというか…。
辛い!