六ヶ所村の核再処理工場というのはご存じでしょうか?
大雑把に言ってしまえば、原子力発電所で使われた使用済み核燃料の中から、ウランとプルトニウムを取り出すところです。
将来的には、核燃料サイクルをおこなうための核燃料コンビナートを目指していて、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターが併設されており、将来的には、例のMOX燃料工場まで建設する予定だそうです。
まあ、細かなことは自分で調べていただいた方が良いと思われます。
ただ、MOX燃料は日本のいくつかの原子力発電所で使われていますが、ストーブの燃料の灯油にガソリンを混ぜて使っているようなものだと考えて下さい。
ペレットの製造過程でムラができやすく、また制御棒のコントロールも効きづらいのがMOX燃料だと言われています。
人がゲレンデでスキーにうち興じているあいだに、施設の拡張工事を行う業者が決まったそうです。
原発見直しとか言っておきながら、裏ではやる気満々じゃん!
みごとな二枚舌。
ちなみに、3月11日の東日本大震災では、六ヶ所村でも外部電源が消失。
非常用発電2機で対応するものの、のちにそのうち1機も停止。
外部電源をつなげて乗り切ったそうです。
さらには、使用済み核燃料の貯蔵プールからも水が溢れているなど、一つ間違えばかなり危機的な状況だったことがうかがえます。
この状況になっても、まだ原発が好きかい?
河野太郎はあまり好きではありませんが、参考までに。
【河野太郎公式サイト 再処理工場の稼働に反対する】
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