学校 1ミリシーベルト以下目指す
5月27日 12時25分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で子どもたちの被ばくをいかに減らすかが課題となるなか、文部科学省は、福島県内の学校で子どもたちが受ける放射線量を、今年度は、当面、年間1ミリシーベルト以下を目指すと発表しました。一定の放射線量を超えた学校については、校庭の表面の土を取り除く費用のほぼ全額を国が負担するとしています。
福島第一原発の事故では、子どもたちが受ける放射線の被ばく量を減らそうと、文部科学省は先月、学校での屋外の活動を制限する目安の放射線量を、年間の積算で20ミリシーベルト未満とし、できるだけ減らしていくという考え方を示しています。しかし、保護者の中から目安の値が高すぎるといった不安の声が出ているほか、学校によっては、目安の放射線量を下回っても屋外活動を制限するなどの対応を取るところも出ています。こうしたことも踏まえて、文部科学省は、福島県内の学校で子どもたちが受ける放射線量を、今年度は、当面、年間1ミリシーベルト以下を目指すという目標を示しました。そのうえで、1時間当たり1マイクロシーベルトを超えた学校については、土を取り除くことで放射線量を下げる効果が見込まれるなどとして、これらの処理費用のほぼ全額を国が負担するとしています。土の除去を巡っては、文部科学省が今月11日に、校庭の表面の土を下のほうと入れ替える方法や、穴を掘ってまとめて地下に埋める方法が有効だとする報告書をまとめ、福島県内の一部の学校では土の除去が行われています。文部科学省は、来週以降、福島県側と調整し、改めて福島県内の学校で放射線量の測定を行い、費用負担の対象とする学校を決めたいとしています。
目指すって何?目指すって。
こういう言い方をすると福島の人たちには申し訳ないけれど、福島の中通り・浜通りの多くの地域は汚染されちゃっているわけでしょ。
目指してできることなら、25年前のチェルノブイリ事故で汚染された地域なんてとっくにキレイになっているでしょ。
言葉遊びで時間稼ぎをしないで欲しい。
解決策は、1分1秒でも速いほうが良い。
大臣・副大臣・文科省の役人は、あそこに自分の子供が居ると想像して仕事をしろよ。
福島から子供を動かす気がないのなら、県や市町村をあげて、街の洗浄を行うべき。
さらに、土の部分は土壌の入れ替えをする。
最悪、木々の多くは伐採・入れ替えなども必要かもしれない。
それはあまりにも広大で途方もない仕事になるけれど、目指すと言うのなら、そこまでやらなければ、健康な空間は戻ってこない。