東日本大震災:伊達市、子供に放射能対策 10億円超事業、学校空調設備など /福島
福島第1原発事故で、伊達市は30日、総額10億355万円の子供の放射性物質対策事業を実施すると発表した。市内の子供が受ける放射線量を軽減するのがねらい。
空調設備の整備費が約5億9300万円。保護者らから、窓を開けることで放射線量が増えるのではないかとの不安が出ている。このため、室内循環型の空調設備を、未設置の幼保育園、小中学校など49施設396室に設置する。市内の全小中学校、幼保育園計60施設の校庭などの表土除去費に約3億9700万円を計上した。
このほか放射性物質の除染に使う家庭用高圧洗浄機や、線量計も設置。屋外プールは現在、水質検査中とし、除染後、問題がなければ、使いたいとした。
今回の対策について、来月6~10日に地区ごとに保護者説明会を開く。
福島市・郡山市と同様にホットスポットになっているのが伊達市です。
その伊達市が、学校に対しての対策を出しました。
これは、次善の策です。
歴史は逃げろと言っています。
しかし、自分たちの生活を守りながら戦いたいというのなら、その中ではこれが精一杯だと思います。
政府や東電に頼ることない迅速な決断は良かったです。
せっかく高圧洗浄機を購入するのなら、子供たちの登下校の道も少しずつ洗浄してあげて欲しいです。
さすが伊達氏発祥の地。
男前な決断です。