津波や放射線対策 関連予算案提案へ 小田原市が来月定例会に
2011年5月27日
小田原市は東日本大震災を踏まえ、津波や放射線対応の対策として六月一日開会する定例市議会に総額約六千二百万円の関連予算案を提案する。
津波に備え高台を除く市内百三十カ所の公共施設に計三百枚の海抜表示板を設置。二十五人の連合自治会長に情報受伝達用無線機を配備する。
また、東電福島第一原発事故による放射性物質漏出に対する市民の不安を払拭(ふっしょく)するため、幼稚園や保育園など六十一カ所に放射線量率測定器を購入、配備するための予算案を計上する。市内三十カ所で地下水位や水質測定とともに放射線を測る。
風評被害など低迷する地域経済対策として中小企業の資金繰りを支援するため、信用保証料補助金の上限引き上げ、地域経済活性化のため市商店街連合会が実施するプレミアム商品券事業のプレミアム分20%(三千万円)を補助する。
小田原スゲー。
茶葉の汚染が発覚したとはいえ、その後の動きは神奈川県庁の動きは速いです。
神奈川県は、川崎と横須賀に研究原子炉や加工工場があるので、県東部にはモニタリングポストが充実していますが、県中央部・西部は無し。
しかし、茶葉発覚の後、厚木や西湘などにモニタリングポストが設置されました。
【 神奈川県内の放射線等の情報(大気、水道水、食品など) 】
しかし、それを上回る小田原の充実。
丹沢山麓も、もう少しやって欲しい。