原発30キロ圏外の漁業可能に 被ばく量試算し政府
政府の原子力災害対策本部は8日までに、福島第1原発から30キロ以上離れた海域での漁業は安全上差し支えないとの基準を示した。水産庁は漁業関係者に、海中のがれき撤去も含めた作業を認めることを通知。被ばく量を少なくするため、過度な肌の露出を避けるよう求めた。
全国漁業協同組合連合会会長が4月末、操業再開に向けて海域の安全基準を示すよう菅直人首相に要望していた。
水産庁は、漁業者の船上での作業時間を年間2100時間とし、潜水や漁網を扱う時間なども条件に加え、海水中の放射性物質の検査結果を基に被ばく量を試算。原発から半径30キロ圏外の海域では、1人が受ける被ばく量は最大でも年間1・43ミリシーベルトとなった。
一般人の年間許容限度の1ミリシーベルトを超えているが、支障がないと判断した。
政府は、魚に命令でもするのか?(苦笑)
それとも、魚は住所でも持っているのか?
そもそも、海洋汚染に関しては世界に例がない。
水溶性の核種や重金属系の核種がどのように拡散し、魚を汚染していくのかを、これこそ慎重に調査・研究をした上で判断するべきではないのだろうか?
気にしなくていいというのなら、今まで原子力発電所を厳重に警戒している意味もないし、レントゲンなんかも厳重に管理をする必要もない。
危険だから管理しているんでしょ。
ちなみに、チェルノブイリの湖での話ですが、魚への濃縮は1年後くらいに高くなっている。
喰うなら、いまのうち。