がれき処理は「法律超えて対応」 首相、いわき市長に
菅直人首相は6日、福島県いわき市の渡辺敬夫市長と官邸で会談し、東日本大震災被災地で野積みになっているがれきについて「これまでの建前的な法律を超えて、地域の要望を踏まえた態勢で臨まなければならない」と述べ、迅速な処理に取り組む考えを示した。
市長は、福島第1原発事故の早期収束や効率的なモニタリングを要望。首相はモニタリングについて「所管の文部科学省に話し、てこ入れすべきはする」と応じた。
会談後、渡辺市長は記者団に「要望に対する具体的な解決策を一日も早く示してほしい」と指摘した。2011/06/06 18:21 【共同通信】
なんか、散々ACのコマーシャルで聞かされた詩を思い出します。
「ばか」って言ったら、「ばか」って言う
「がれき」って言われたら、「がれき」って言う
菅首相の間違えの一つが、すぐに安請け合いをしてしまうこと。
可能なことと不可能なことの基礎知識もなく、問題点も理解しないままに、「首相のオレがやるって言ってんだから官僚はやれ」って考えの人なんでしょう。
仮設住宅の件や太陽光パネル1000万戸などもそうですよね。
おそらく、不信任案提出の際に、がれき処理が進んでいないことを言われたので、そのまま反応しているのでしょう。
底が浅い。
がれき処理については、後世の歴史が愚策の一つとして残ると思います。
福島県や宮城県南部のがれき処理を、全国の自治体に依頼したこと。
これは、全国に放射能をばらまいているのに等しい。
前にも書きましたが、チェルノブイリの際には、原子炉に突撃して急性障害で亡くなった方の遺体は高濃度に汚染されてしまったために焼却することができず、「鉛の棺」に入れて埋葬されました。
放射能物質が灰になって飛散するのを防いだわけです。
日本は真逆のことをしています。
こうなると、全国に放射能をばらまいて、全国の平均寿命を下げることを狙っているのではないかとも思ってしまいます。
申し訳ないですが、確実に福島県民の平均寿命は下がるでしょうから…。
食料にしても、がれきにしても、25年前のソビエト政府よりも愚かな政策です。
菅首相は「歴史に名を残す」ことが夢のようですが、それは確実に叶ったと思います。
日本の歴史どころか、世界の歴史に名を残したでしょう。
自己保身のために、ヒトラーよりも大量虐殺をした政治家として。