政府対応「誤っていない」=報告書発表で細野補佐官
時事通信 6月7日(火)22時28分配信
政府の原子力災害対策本部がまとめた東京電力福島第1原発事故の報告書について、作成を統括した細野豪志首相補佐官は7日、「最善を尽くしたというのと、十分できなかったとの思いが交じっている」とする一方、事故後の政府の対応について「大きく誤ったとは思っていない」と述べた。
事故から約3カ月後の報告について、細野補佐官は短期間に収束した旧ソ連チェルノブイリ事故では3カ月、米スリーマイル島事故では7カ月を要したことを引き合いに出した。その上で「継続している事態で制約がある。5月から作成作業に入り、実質1カ月で総括した」と強調した。
羅列された多くの対策の実現性について、「絵に描いた餅では意味がない。可能な限り生かすべきだ」と力を込めた。
大量被曝とその被害という具体的な数字のデータが「今は無い」だけで、どうしてへ依然と「大きく誤ったとは思っていない」などと平然と言えるのでしょうか?
民主党の国会議員は、ウソのつきかたが酷い。
あからさまなウソでも、100万回繰り返せばウソじゃなくなることをご存じのようで、普通にウソを繰り返す。
例えば、SPEEDIのデータ1枚でも、去年に行われたという原子力発電所の事故訓練をきちんとやっていれば、一歩譲って「知らなかった」ということが事実だったとしても、思い出して国民を逃がそうとしたはず。
まあ「知らなかった」というのもウソだと思ってますが。
忘れていて国民を逃がすことを怠っただけでも、歴史に残る誤りだと思いますよ。