福島・相馬の酪農家自殺=乳牛処分し廃業、「原発なければ」
福島第1原発事故で原乳の出荷が一時制限された福島県相馬市で、酪農家の男性(55)が自殺していたことが14日、分かった。JAそうまの関係者が明らかにした。男性は酪農の先行きに不安を漏らしていたという。
JAそうま関係者によると、11日に同市玉野にある男性の自宅を訪ねたJAそうま職員が、隣接する堆肥舎で男性が首をつっているのを発見した。10日午後に死亡したとみられる。遺体近くの壁にチョークで「原発がなければ。こういう形になり、すいませんでした」と書かれていた。
男性は30頭ほどの乳牛を飼育していたが、出荷制限後は牛乳を搾っては廃棄する作業を続けていた。相馬市は4月21日に出荷制限が解除されたものの、男性は最終的に乳牛を全て処分、当時は廃業状態だった。(2011/06/14-11:29)
これは「風評被害」なんでしょうか?
それとも「原発被害」なんでしょうか?
政府の異常な「暫定基準値」が生み出した被害者ではないですか?
少なくとも私は「暫定基準値」には納得していません。
他にもそのような方が居るようです。
自分が飲んだり食ったりすることは覚悟ができている。
でも、そうして流通してしまうと被害を受けるのは子供だから、「危険だと」声を上げています。
国民に広がっている不信感の根源は「菅内閣」だと思います。
政府が信用できないから、発表が信用できない。
もう一度言います。
政府と東電に補償を求めましょう。
売る人と買う人がいるから補償されないのだと思います。