福島県沖のカツオ漁、一部解禁 水産庁、調査で安全確認
2011年6月22日5時3分
水産庁は21日、福島県沖の一部海域でのカツオ漁を認めると関連業界に伝えた。これまで原発事故による海洋汚染の影響がないかどうかを確認するまで自粛するよう求めていた。調査により、安全と判断した。
この時期に千葉沖から岩手沖にかけた常磐・三陸沖漁場を北上するカツオの水揚げは、宮城・気仙沼漁港の主要産業になってきた。漁港周辺では「カツオで復興を」と急ピッチの復旧作業が進んでおり、漁そのものが認められるかが注目されていた。
水産庁は、一本釣り船とまき網船の業界団体に対し、安全性が確認できるまで福島沖(北緯37度より北)での操業自粛を求めていた。同庁によると、沖合約880キロでのサンプル調査で採取したカツオから検出された放射性セシウムは5~5.5ベクレルで、基準(1キロあたり500ベクレル)の100分の1程度だった。放射性ヨウ素は出なかった。
まったく、落ち着いてカツオも食えない。(苦笑)
これは福島沖なんでしょうかねぇ。
これなら宮城沖って言ってもいいんじゃない?
ザッと見ても4・500mは離れているし。
このタイトルこそ「風評被害」なんじゃないの?
あとは、何度も言うけれど政府の調査。
国民が、何が正しくて、何が正しくないのかという情報が分からないから、挙げ句の果てには魚や肉に直接ガイガーカウンターを当てたりし始めるのです。
正しい情報を流すことが一番「風評被害」を防ぐ方法ですし、そういう意味では、公開されている核種が少ない、モニタリングポストの数が少ない、食品の検体の数が少ないなど、政府の仕事は不足だらけ。
「風評被害」を起こしているのは国民であるかのように平然と言いますが、「風評被害」を深めている一番の罪人は政府です。