菅首相、退陣の3条件を明示=再生エネ法成立など-時期は依然不透明
菅直人首相は27日夜、東日本大震災の復興担当相新設に伴う人事を終えたのを受け、首相官邸で記者会見した。自らの進退に関し、首相は「2011年度第2次補正予算案、再生可能エネルギー促進法案、(赤字国債発行に必要な)特例公債法案の成立が一つのめどになる」と述べ、これら三つの成立が退陣の条件との認識を表明した。ただ、具体的な時期は明らかにせず、8月31日までの延長国会中に退陣するかは依然不透明だ。
首相の会見は今月2日夜以来。首相は同日の民主党代議士会で、震災と原発事故対応に「一定のめどが付いた段階」で退陣する意向を示していた。首相はこれまで、退陣時期の明示を求める岡田克也幹事長ら党執行部に対し、これら三つの成立に意欲を示していたが、首相自身が自らの言葉で「一定のめど」を具体的に説明したのは初めて。
27日夜の会見で首相は、延長国会中に3条件が整わなかった場合の対応について「(これらの)成立をもって『一定のめど』と申し上げている」と述べ、退陣時期には触れず続投への意欲をにじませた。再生エネルギー法案が成立しなかった場合に衆院を解散する可能性については「何としても私の内閣の責任で成立させたい」と強調し、否定しなかった。(2011/06/28-01:02)
安全性確認したら「停止原発は再稼働」
2011.6.27 23:15
菅直人首相は27日夜の記者会見で、停止中の原子力発電所について、「安全性をきちんと確認していく中で、稼働させていくと考えている。安全性を徹底的に検証していくところからスタートしていくのが重要だ」と述べた。
何ともみっともない。
自民党からの引き抜きなどをして、相変わらずの政局遊び。
震災直後に、自民党の谷垣に入閣を求めておきながら、即答できないといったら、それは断ったということでと電話を切って、自民党は協力的でないと吹聴したのと手口は同じ。
お人好しの谷垣が復興支援に手伝うと言っている横で、こんなことをすれば自民党が硬化するのは当たり前。
まあ、それでまた自民党は協力的でないと言うのでしょう。
実際、騙される人も多いですしね。
ただねぇ、被災地は苦しんでいるんですよ。
本当に。
自分が在職中に、まともに給食も食べられない子供が居ることに目を向けて欲しい。
自殺者が増えていることに目を向けていて欲しい。
私には、どうしてヘラヘラ笑ってられるのか分かりませんよ。
ついでに、原発。
分かっちゃいるけど二枚舌。
結局、菅の考えでは「自然エネルギー」を促進したところで、それは火力・水力分が減るだけの話。
原子力発電を減らすというビジョンは持っていないようです。
念のために書いておきますが、浜岡原発は廃炉ではないですからね。
堤防を作るあいだの約2年間停止させただけです。
はぁぁ~。