米原発 電源復旧し「警戒」解除
8月25日10時27分
アメリカ東部バージニア州で114年ぶりに起きたマグニチュード5の地震の影響で、近くの原子力発電所の外部電源が失われ、「警戒」の宣言が出されていましたが、電源が復旧し、この宣言は解除されました。
アメリカ東部では23日、バージニア州中部を震源とするマグニチュード5.8の地震が起き、この影響で震源からおよそ20キロ離れた「ノースアナ原発」の外部電源が失われ、非常用ディーゼル発電機が作動する事態となりました。アメリカ原子力規制委員会は、非常事態を示す4段階の水準のうち、下から2番目に当たる「警戒」を宣言しました。トラブルの発生から丸一日が経過した24日、電源はすべて復旧し、宣言は解除されました。原子力規制委員会は、今回のトラブルで放射能漏れなど外部への影響はなく、原発の今後の運転にも問題はないとしています。バージニア州でマグニチュードが5を超える地震が起きたのは1897年以来、114年ぶりです。アメリカでは原発の地震に対する備えへの関心が高まっており、原子力規制委員会は、地震に対する課題について分析を続けることにしています。
「警戒」解除だそうです。
ともかく良かった。