放射性物質含む焼却灰 処分凍結
9月14日 14時38分
横浜市は、放射性物質を含む下水汚泥の焼却灰について、今月半ばから市の最終処分場に埋め立てることにしていましたが、市民などからの理解が得られておらず、実施は困難だとして埋め立てを凍結する方針を固めました。
横浜市は下水処理施設から出た放射性物質を含む汚泥の焼却灰について、検出された放射性セシウムは1キログラム当たり最大で6468ベクレルで、国が埋め立て処分できるとした目安を下回り、安全性に問題はないとして、湾岸の埋め立て地にある中区の南本牧最終処分場に埋め立てることを決め、今月半ばから作業を始めたいとしていました。しかし、市民グループのメンバーなどおよそ80人が、13日、埋め立ての中止を求める林市長宛ての文書を横浜市役所に提出したほか、港湾関係者などからも反対の声が上がっていました。このため、横浜市は市民や港湾関係者の理解が得られておらず、実施するのは困難だとして、埋め立てを凍結する方針を固めました。今後、南本牧最終処分場への埋め立て以外の方法も含めて検討し直すということです。
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神奈川県民として、このような暴挙を阻止できてホッとしています。