放射線量 毎時0.9マイシークロベルト 検出
2011年9月17日
横浜市港北区の道路脇の側溝付近で、同市が放射線量を測定したところ、毎時〇・九マイクロシーベルトの比較的高い線量を検出した。区民の通報を受けて測った。通報者は「隣の川崎市と比べて、横浜市は放射線対策の動きが鈍いと感じていたので、これがきっかけで動くようになってくれれば」と期待した。 (荒井六貴)
市健康福祉局は「側溝の堆積物の放射性物質濃度などを正確に測定してから、場所を公表する」としている。
市は十二日に同区内で五カ所を測定。一カ所で、地上五十センチでの放射線量が同〇・九マイクロシーベルトだった。
測定は、同区の男性(38)が先月、市に「高い放射線量を計測した」と通報したため実施。男性が自前で側溝を測ったところ、同一・七マイクロシーベルトの比較的高い放射線量を検出したという。併せて男性は、側溝の付近にある自宅の五階建てマンションの屋上でも堆積物を集め、民間の検査会社に測定を依頼。その結果、一キログラム当たり六万ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムを検出したという。
市民の通報で市が放射線量の測定に乗り出す基準は、学校で二百十日間を過ごした場合、年間被ばく量を一ミリシーベルト以下に抑える目安になる毎時〇・五九マイクロシーベルトを超えたケース。今回はこれに該当した。
この側溝は雨水や土などが集中しやすい地点で、市は除染方法を検討し、ほかにも同様な地点がないか、調べる方針。
お馴染みだと思いますが、群馬大学の早川教授の放射能汚染地図の第4版です。
この地図は、0.125μSvが書き加えられているのが特徴です。
前にも書きましたが、この等高線は決して正しいものでは無いということを早川教授もおっしゃっています。
放射能の広がり方のイメージをつかむためのものであって、地図の外だからといって安心できるものではありません。
風と雨によって汚染の広がり方にムラができることは、もう充分に分かったことだと思います。
この地図では、残念ながら伊豆半島東側の汚染についての説明がつかない。
おそらく、伊豆半島東側を汚染した雲が港北も汚しているのではないでしょうか。