東京・新宿で脱原発デモ=参加者1万人練り歩く
「脱原発」を訴える約1万人(主催者発表)が東日本大震災発生から半年の11日午後、東京都新宿区のJR新宿駅周辺をデモ行進した。複数の市民団体などが企画した「脱原発アクションウィーク」の一環で、同日はこの他にも全国70カ所以上で原発反対を訴えるデモが行われた。
同区の「原発やめろデモ!!!!!」では午後2時ごろから都庁近くの新宿中央公園に約1万人が集合。プラカードを掲げ、太鼓やホイッスルを鳴らしながら「原発は要らない」「子どもを守ろう」と気勢を上げ、約2時間かけてJR新宿駅前など繁華街を練り歩いた。(2011/09/11-20:39)
脱原発:「人間の鎖」で経産省庁舎取り囲みアピール
東日本大震災発生から半年を迎えた11日、東京電力福島第1原発事故で福島県外に避難した住民や「脱原発」を目指す市民団体メンバーら約1000人が、東京・霞が関の経済産業省庁舎に集まった。手をつないで「人間の鎖」をつくって庁舎を取り囲み「原発再稼働を許さない」などと訴えた。
市民団体などでつくる「9・11再稼働反対・脱原発!全国アクション実行委員会」の主催。参加者は午後1時半から日比谷公園を出発し、東電本社(千代田区内幸町)前などをデモ行進。午後3時半からは、経産省庁舎の周囲を参加者が手をつないで「人間の鎖」をつくった。
福島県郡山市の滝田はるな市議や福島第1原発事故の避難者らも参加。太鼓や楽器を鳴らしながら庁舎に向かって「全ての原発を廃炉にしろ」「子どもを守れ」などと声を上げた。【中川聡子】
毎日新聞 2011年9月11日 18時26分(最終更新 9月11日 18時55分)
新宿のデモ1万人がニュースになったのに驚きました。
何が驚いたって、主催者発表1万人がそのままニュースになったこと。(笑)
ちなみに経産省を囲んだ人間の鎖の方は、主催者発表は2000人です。
だいたい、ニュースになったところで0が1個削られて報道されるのが普通なので、2000人を1000人でニュースにするのだって驚きです。
さらに驚いたのが、あの原発推進新聞の読売新聞が、新宿1万人デモを報じたこと。
マスコミにも焦りがあるのかもしれませんね。
マスコミは鉢呂経産大臣でも分かるとおり、「レッテル貼り」をすることによってセンセーショナルなニュースに仕立て上げます。
しかし、例えば上に書いたように「原発推進新聞の読売新聞」などと逆にレッテルを貼られてしまい、ツイッターやミクシー・フェイスブックなどで流してしまうことが可能になりました。
ちょっと前なら無視できて、マスコミこそが世論を誘導することができるものだったのかもしれませんが、今は違います。
市民は、複数のウソを見破れるツールを手に入れた。
ですから、いくら恣意的な報道をしても誤魔化しきれなくなっています。
それで上記のような最低限の情報でニュースが流れるようになってきたのかもしれません。
もっとも、人間の鎖で17人が逮捕されたことなんて書かれてませんけれど。
まだまだ、オープンじゃありませんね。